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死体のまま生き返った人間のことを指す「ゾンビ」。“ゾンビ映画” なんてジャンルもあるほど、ホラー系の作品には欠かせない彼らですが、いったいどんなふうに進化してきたんでしょうか?

これまで当サイトでは「カクテルの歴史」や、「ヘアメイクの流行がわかる動画」など、100年間の進化を伝える様々な動画をご紹介してきましたが、今回ご紹介するのは「100年間のゾンビの移り変わりがわかる動画」。

作成したのが「ZOMBI(ゾンビ)」などゾンビゲームを多数発売しているXBoxだけに、なかなか興味深い内容となっています。……っていうか、気合入れて作りすぎ!

【1932年のブードゥーゾンビ】

もともとゾンビはブードゥー教がルーツ。毒薬を飲ませて死んだ人間を生き返らせる蘇生術だったようで、動画を見ても、ただの人間が死に顔メイクをほどこしているといった程度。これぐらいならちっとも恐怖は感じないんだけどね……。

【1968年の生きる屍ゾンビ】

続いて1968年のゾンビ。この年は『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』という映画が公開され、今のゾンビに通じるようなイメージが決定づけられたのだとか。

動画には「死体が生き返ったもの」「痛みは感じない」「力は強いが動きは遅い」「首を切ることでのみ死ぬ」と注釈が。たしかにこれって、ゾンビの古典的なイメージかも。

【1996年のウィルス性ゾンビ】

1996年にリリースされたのが、世界的に爆発的ヒットを記録した「バイオハザード」! このゲームによってウィルスに感染した人々が次々とゾンビになるという設定が生まれました。

体の肉は腐っていて、噛んだり引っ掻いたりして攻撃してきます。このあたりから動画のゾンビがかなりグロい……。

【2002年の凶暴なゾンビ】

目が血走ってる……だけでなく目から血ぃ流してるー!! 目からだけでなく口からもボワーッと血を吐き、それをかぶると自分も感染しちゃうので、一刻の油断もできません。しかも走りもめっちゃ早いそう。

【2010年の噛みつくゾンビ】

アメリカで大ヒットしたゾンビドラマ『ウォーキング・デッド』がスタートしたのが2010年。動きは体を傷めてるようなノロノロとしたもの。ゾンビかどうかはニオイで嗅ぎ分けるそう。倒す方法は頭を叩き壊すか、飢えさせるかしかないらしい。

【2013年の『ワールド・ウォーZ』ゾンビ】

『ワールド・ウォーZ』というゾンビ映画が公開された2013年。歯をカチカチと鳴らして独特の音を立てる。死滅させるには焼きつくすしかないとのこと。

【2015年の最新ゾンビ】

「DYING LIGHT」というゾンビの新作ゲームが登場。人を襲うのは夜間だけ。飛んだりよじ登ったりもできるうえに、強くて機敏らしい。なにそれ無敵じゃん!

いかがでしたか? ゾンビとひと口に言っても、どんどんと進化しているんですねぇ。特に2015年の最新ゾンビは見た目もえらいこっちゃなことになっております……こんなん狙われたら逃げられる自信ない! グロさのある動画ですが、ホラー映画などが苦手でなければぜひ観てみてください。

参照元:YouTube(Xbox
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch

▼【動画】ゾンビはこの100年でこんなふうに進化してきた!