恋に効くッ！ふたりの気持ちが最高に盛りあがる「バレンタインに恋人と観たい映画☆」5選＋α

いよいよバレンタインデーが近づいてきましたね。年に一度のこの聖なる恋愛の日、どのようにお過ごしの予定ですか？

どんなプレゼントにしようか迷い中の人、手紙で告白するかそれとも直接言っちゃうかと悩み中の人、また付き合っているけどもっと仲を深めたいカップルや、そろそろ将来に向けた話を進めていきたいカップル……などなど、バレンタインにあわせていろいろ考えているみなさま！　ここはちょっとベタだけど、「恋愛映画」なんていかがですか？

今回は、思わず彼が「好きだああああ！」と言ってしまうような、はたまたあなたから「大好き……！」と伝えてしまうような、恋愛モチベーションをどーんとアゲてくれる映画を一挙まとめてご紹介します。恋っていいな♡楽しいな♡と思える名作映画ばかりですよ！

【まずは友達から恋人になりたい！】

『恋人たちの予感』

憎まれ口ばかり叩いているひと組の男女が、親友同士になり、やがて恋人になっていくというプロセスをコミカルに描いたラブコメディ。

サリー（メグ・ライアン）とハリー（ビリー・クリスタル）は会うたびに、あらゆることで意見を闘わせていますが、相手をよく知るうちに「あ、好きかも」と思うようになっていくんですね。そして最後に彼が「1日の最後に話をしたいのは君だ！」と告白。照れ屋のハリーらしいプロポーズです。

「友達から恋人へステップアップしたいな……」と密かに思いを寄せる相手と見るとヨシ！　彼が「なんか俺たちみたいだな」なんて言ったら、チャンスですよ。

【かなわぬ恋でも想いは伝えたい！】

『ラブ・アクチュアリー』

恋愛映画ベスト10を選ぶと必ずランクインする、大人気の恋愛映画。さまざまな恋愛エピソードが描かれていますが、なんといっても一番人気は、親友の妻ジュリエット（キーラ・ナイトレイ）に恋してしまったマーク（アンドリュー・リンカーン）による、愛の告白。

叶えることができないものだとわかりつつ、冗談を交えて自分の気持ちをフリップボードに描いていく告白シーンがとっても有名。「僕にとって、君は完璧！」「僕の心は君のもの。君がこういう姿になる日まで」（といってミイラの写真を付けて見せる）。熱い告白と茶目っ気にやられちゃう。

立場などのせいで叶うことのない恋でも、想いはホンモノ。もし彼らほどの障害がない恋なら、きっちり想いは伝えておかなくちゃ、って気になりますよ。

【愛の美しさ、尊さを再実感したい！】

『ゴースト　ニューヨークの幻』

号泣恋愛映画として有名な本作、今から25年以上前の作品だなんて信じられないほど、そのストーリーの美しさは色あせることがありません。

モリー（デミ・ムーア）は目の前で恋人サム（パトリック・スウェイジ）を殺されてしまい、悲しみのドン底に。命を落としてしまったもののモリーにも危機が迫ることを知っているサムは、ゴーストになって阻止しようと奔走。そして霊媒師（ウーピー・ゴールドバーグ）を通してモリーを守り抜くのです。サムがまだ生きているとき、二人で一緒にろくろを回すロマンチックなシーンに胸ドキドキ。ゴーストになった彼にモリーが気付いたときは、感動の涙で大洪水！

この映画はぜひ彼と見て。気づいたら手を繋いで見つめ合っちゃいそう。

【恋人からさらにステップアップしたい！】

『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』

タイムトラベル能力をもつ家系に生まれた青年ティム（ドーナル・グリーソン）は、大好きなメアリー（レイチェル・マクアダムス）との恋を叶えたくて悪戦苦闘。でも、過去に戻ってやり直したところで、人の心は変えられない……。

タイムトラベルを繰り返してティムがメアリーの心をつかんでいく前半もステキなのですが、ふたりが夫婦になってからを描いた後半が、恋愛とはなにかを教えてくれます。

人生をやり直すのではなく、一瞬を大切に生きることが幸福につながる。それを実践しているのがティムとメアリーの夫婦です。「こんな夫婦になりたいな」とボソっとつぶやいてみましょう。「うん、いいよね」と彼が言ったら、二人の気持ちがバチっと合致したってこと。プロポーズへの道が加速するかもしれません。

【夫婦ってつきつめるとどんなもの？】

『Mr.＆Mrs.スミス』

ブラット・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが、撮影をきっかけに本当に恋に落ちた共演作。

それぞれスパイという身分ながら、お互いに正体を隠して結婚したジョン（ブラット・ピット）とジェーン（アンジェリーナ・ジョリー）。同じ標的を狙っていたことからお互いに素性がバレ、壮絶な夫婦喧嘩に発展していくという物語。

この映画がきっかけで、実際に結婚した二人。濃厚なラブシーンも「リアルなんだ」と思うだけでドキドキ……。愛し合ったり、殺し合ったり、やることすべてが派手なカップルですが、じゃれ合いにも見えるので、ブラピとアンジーの真似事しながらボディタッチを深めていくと、彼との関係がより深まるのでは？

そして「ジョン・スミス」「ジェーン・スミス」という役名は、「山田太郎」「山田花子」のような、ごくありふれた、あるいはちょっと匿名っぽい名前。「どんな夫婦もこんなものですよ」っていうメッセージが隠れているとかいないとか？

さて、恋愛に効く映画をもう2本紹介しておきましょう。

『ウェディング・シンガー』は、アメリカでの公開時「大好きな人と一緒にみると幸せになれる」という噂があったという作品。「好き」という気持ちを歌にのせて告白するシーンにキュンキュン。映画を見た後、一緒にカラオケ行って、恋の歌ばっかり歌って想いを伝えるのもありでしょう！　

そして甘ーいラブラブなお話は苦手、という方には、ブラックユーモア満載のラブコメディ『メリーに首ったけ』がオススメ。一緒に爆笑して「私たち、笑いのセンスが一緒だね」って、もっと仲良くなったり……なんてこともありそう。エンディングテーマではキャストが総出演、とってもラブリーな作品です。

【恋愛映画でステキなバレンタインを！】

恋愛映画には、男女ともに隠された熱い気持ちを刺激してくれる、熱い魔力があります。女子同士で観て作戦を練るのもいいけど、大好きな彼と観れば、お互いの気持ちを確かめあえて、恋心が盛り上がって、いっそう離れられなくなるかも。彼とのキズナをより深めるチャンスを、恋愛映画でつかんでくださいね！

参照元：YouTube （ようこそ予告篇の世界へ Trailers world）、（Sky Movies）、（ParamountmoviesJP）、（シネマトゥデイ）、（劇場予告）
執筆＝斎藤　香（ｃ）Pouch

▼恋人たちの予感 When Harry Met Sally 1989

▼Love Actually – trailer（英語版予告編）

▼ゴースト／ニューヨークの幻 – 予告編

▼アバウト・タイム～愛おしい時間について～

▼「Mr.&Mrs.スミス」日本版劇場予告

▼『ウェディング・シンガー』日本予告篇

▼「メリーに首ったけ（字幕版）」