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今日、2月14日はバレンタインデー! 片思いの相手にチョコレートを渡そうと決意しているオトメは、たぶんドキドキですね! チョコレートを受け取ったアノ人が「オレも好きだったよ」とかいい出したら、もう……ロマンチックが止まらない!

さて、バレンタインデーにチョコレートをもらってうれしくない男性はいないはず。でも、ものすごくたくさんのチョコレートをもらう男性にとってバレンタインデーってどんな日なのでしょうか?

気になって、気になって、あくびとクシャミが同時に出そうになったけど出なくてもどかしいみたいな状態になったので、毎年2tトラック2~3台分のチョコレートをもらうという平成のロックスター・ダイナマイト☆ナオキさん(以下、ナオキさん)に聞いてみました。

すると、期待を裏切る感動ストーリーを語ってくれました!

【平成のロックスターが語るバレンタインデーの思い出】

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夢野:「ナオキさんにとって、バレンタインデーとはどんな日ですか?」
ナオキさん:「バレンタインデーは、オレが音楽を始めるきっかけになった日なんだ」
夢野:「と、いうと?」
ナオキさん:「オレは小学4年生のころ、おばあちゃんにアポロチョコをもらうのが日課だった。『虫歯になるといけないから』と、いつも1粒だけ、オレの手のひらにのせてくれたんだ」
夢野:「へえ~、そうなんですね」

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ナオキさん:「オレは今でこそロックスターだけど、そのころはぜんぜんモテなかった。その年のバレンタインデー、オレは学校でチョコレートをひとつももらえなかったんだ。家に帰ってから、何度もポストをのぞいたさ。恥ずかしがり屋さんから、チョコレートが届くかもって。でも、そんな心配、するだけムダだった。ポストはいつも空っぽさ」
夢野:「では、誰からもチョコレートをもらえなかったんですか?」
ナオキさん:「いや、ひとりだけ。おばあちゃんだけが、オレにチョコレートをくれた。しかも、いつも1粒だったのに、その日はアポロチョコ1箱だった。そのとき、オレは決意したんだ。音楽をやってモテようと」

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夢野:「……なるほど、おばあちゃんのアポロチョコがなければ、今のナオキさんはいないワケですね」
ナオキ:「虫歯の心配をして、アポロチョコを1粒ずつくれたおばあちゃん。バレンタインデーには奮発して、アポロチョコを1箱くれたおばあちゃん。虫歯だけでなくモテないオレを気づかってくれたおばあちゃん。そんなおばあちゃんのためにも、立派なロックスターにろうと心に決めたのさ。そして、中学生になってすぐにギターを握ったんだ
夢野:「ありがとうございました!」

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たった1箱のアポロチョコが、人生を変えてしまうこともあるんですね~! もしかしたら今日、アナタが何気なく手渡したチョコレートが、その人のこれからを左右してしまうことだってあるかもしれませんね♪

【ダイナマイト☆ナオキさんのライブスケジュール♪】

ダイナマイト☆ナオキさんにまだチョコレートを渡していない人はライブハウスへGO!
・2月18日(木)名古屋アランプーサン
・2月19日(金)大阪難波Mele
・2月25日(木)下北沢CLUB Que

取材協力:ダイナマイト☆ナオキブログFacebookYouTube
画像提供=c.miyazaki
取材・撮影・ 執筆=夢野うさぎ (c)Pouch