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晴れ、曇り、雨、そして雷雨。世界中、どこでも好きな地域の空をそっくりそのまま切り取って、お部屋に飾っておくことができる “透明の箱” 。

それが、東京に暮らす日本人クリエイター河本健(かわもと けん)さん率いるチームによって作成された、「テンぺスコープ(tempescope)」です。

【好きな天気を手に入れる】

インターネットなどから天気予報を取得、あるいは場所を指定して、専用アプリを通じて登録。すると “透明の箱” の中に天気がそのまま再現されるというこの発明は、前代未聞。

【離れているあの人と、同じ空を見ることができます】

「遠く離れているけれど、空はつながっている」というのはよく耳にするフレーズですが、実際は天気も異なるし、同じ空を見ていると実感できないことがある。

しかし「テンぺスコープ」ならば本当に、同じ空を見つめているかのような気分を味わうことができます。
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【雨の音を聞きたいとき、あるよね】

たとえば自分が住んでいる地域は晴れていても、今は雨を味わいたい気分。そんなときは、アプリから天気を手動で設定すれば、 “透明の箱” の中に雨が降るという、そんなことも出来る仕組みなの。いやはや、なんて夢がある発明なのでしょうか……!
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【「沖縄の離島の天気を自宅で」】

2012年、河本さんによって週末限定で開始された「テンぺスコープ」プロジェクト。そのきっかけとなったのは、「自宅のリビングルームで常に、沖縄の離島の日差し、そして時折やってくるスコールを味わいたい」という思いでした。

【自分で組み立てることで完成します】

最初のプロトタイプの材料は、わずか100円ほどのシャンプーボトル。そこから試行錯誤を重ねて完成したのが、現在のモデル、高さ365mm×幅105mmサイズの “透明の箱” です。

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また同品は、いくつかのステップを踏んで購入者自身が組み立てる、製作キットとなっています。そういう仕様にしたのは、コストが半分になるという利点があるから。そしてもうひとつ、手間を味わったうえで「テンぺスコープ」を使用してほしいから。

【現在支援募集中!】

そんな「テンぺスコープ」は現在、クラウドファンディングサイト「Indiegogo」にて、支援を募集している模様。

最低価格はディベロッパー・キットを手にすることができる支援コースで、日本円でおよそ22,600円。誰よりも早く「テンぺスコープ」を体感したいというあなたは今すぐ、サイトをチェックしてみてくださいね。

参照元:tempescope Indiegogo
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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