米テキサス州に暮らす11歳の少女ミカイラ・ウルマー(Mikaila Ulmer)さんは、若き企業家。飲料ビジネスを自ら立ち上げ、オーガニックのハチミツレモネード「BeeSweet Lemonade」を製造しています。

彼女はABCのテレビ番組「Shark Tank」にて、およそ660万円の支援を獲得。その後はアメリカを代表する自然食品店「Whole Foods」55の店舗に商品を流通させる契約を結びました。11歳ってことはまだ小学生……それなのにスゴイ!

【ウルマー家秘伝のハチミツレモネード】

レモネードのレシピは、ウルマーさんの曾祖母ヘレン(Helen)さんによる秘伝の味。

材料は、ミントにフラックスシード、そしてハチミツ。自然由来のハチミツを使ったレモネードを作ることによって、結果、ミツバチたちを救うことにも繋がっているんですって。彼女はこのビジネスを通じて、ミツバチを保護する活動も行っているのよ。

【ミツバチに刺されたことがきっかけに】

実はウルマーさんがこのビジネスを思いついたのは、わずか4歳のとき。2度目にミツバチに刺された際、ミツバチたちについてより多くのことを知りたいと思い、その後、彼らが生態系において不可欠な役割を果たしていることに気がつきます。

【着々とビジネスを拡大しています】

ミツバチに刺されたこと自体は怖かったけれど、不思議なことに彼らに魅了され、そういった経験がビジネスを始めるきっかけになったというのだから、人生はわからない! 

なおアフリカ系アメリカ人のハーベスト財団ストーリーチェンジャー賞など、幾多の賞を受賞したという「BeeSweet Lemonade」は、今「Whole Foods」においてバカ売れしているらしく、今後は自然食品系の宅配会社やレストランなどにも流通する予定なんですって。

【企業家の顔してるわ!】

ミツバチから “啓示” を受けて、レモネードビジネスをスタートさせたウルマーさんの表情は、ビジネスウーマンそのもの。明確な目的のもと奮闘する彼女の今後の活躍が、非常に楽しみですね!

参照元:BeeSweet LemonadeFacebook / BeeSweet LemonadeInstagram / BeeSweet Lemonade
執筆=田端あんじ (c)Pouch