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2016年4月14日(木)夜21時26分ごろ、九州地方でマグニチュード6.4の地震が発生。熊本県益城町(ましきまち)において最大震度7を観測した大規模な地震に対し、気象庁は「平成28年熊本地震」と名付けたと発表しました。「NHKニュース」の報道によれば、地震災害に名前が付くのは、5年前の「平成23年東北地方太平洋沖地震」以来とのことです。

【死者は9人 けが人は100人超】

「朝日新聞デジタル」によると、警察庁が発表した死者の数は、15日(金)午前6時の段階で9人。なお、けが人は100人を超えているようです。未だ混乱の最中にあるため情報が交錯しており、警察庁は「現時点で集計できない」とも発表しています。警察は機動隊員やヘリコプターを動員して、さらに被害状況の確認を進めているとのことです。

【今、私たちにできること】

今なお余震が続いている深刻な地震災害に直面した現地の人々に、できることはなにか。それは正しい情報を伝えることと、誤った情報を流さないこと。そして、できるかぎりの支援をすること、なのではないでしょうか。

【その1:避難場所を知らせる】

また「Yahoo! 天気・災害」ウェブサイトでは、避難所の場所を詳細に記したリストが公開されています。各場所の住所および、収容人数や物資の有無が一目でわかるようになっております。「掲載されている情報は、開設・未開設にかかわらず、災害時の避難所として登録されているものです」ということなので、必ずしも開設されているわけではない点にはご注意ください。

【その2:寄付する】

また「Yahoo! ネット基金」においては、寄付金が2倍になる「熊本地震災害緊急支援募金」というプロジェクトが登場。
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Tポイントならば1ポイントからでも支援することができるというこのプロジェクトには、15日昼12時の段階で1300万円を超える額の寄付が集まっています。

【100円が200円に!】

募金には Yahoo! JAPAN からのマッチング寄付が上限2,000万円まで適用されるそう。たとえば100円寄付した場合 Yahoo! JAPANからの100円が加わり、合計200円が被災者支援に使われるようになっているという仕組みです。(追記:15日13時半ごろには2000万円を超え、マッチング寄付は終了していますが、まだ受け付けています)

今回の地震災害において、なにか支援をしたいと考えているとしたら……まず身近にできることから始めてみてはいかがでしょうか。

参照元:NHKニュース朝日新聞デジタル
執筆=田端あんじ (c)Pouch