熊本地震発生から、1週間が過ぎようとしています。今なお続く余震。捜索をし、炊き出しをし、家に戻ることができないでいる被災者のみなさまを地震発生時からずっと支えてくれているのが、自衛隊のみなさんです。

4月19日(火)夜、陸上自衛隊の公式ツイッターに、2枚の写真が投稿されました。そこには、次のようなメッセージが。

【子供たちからの「ありがとう」】

「平成28年熊本地震における災害派遣活動中の自衛隊員宛に、西原村の子供達からお手紙をいただきました。本当にありがとうございます。自衛隊は引き続き災害派遣活動に全力を尽くしていきます」

写真を見るとそこには、「がんばり賞」と書かれた、小さな表彰状が! 

「みんなのために おふろやご飯を作ってくれた」自衛隊のみなさんへ、子供たちが感謝のメッセージを送っていたみたい。手作りで、しかも細部まで凝っていて、眺めているだけで思いがたくさん伝わってきます。

【自衛隊のみなさん、ありがとうございます!】

「とてもやさしくてかっこいい」彼らの姿は、きっと一生、子供たちの心に残り続けることでしょう。そしてそのような活動を今現在も続けている自衛隊のみなさんに、ただただ、頭が下がるばかりです。

【最前線で頑張っている人がたくさんいる】

一方で、地震発生時からずっと、地震情報や不審者情報をツイートしている熊本県警察本部公式ツイッターにも、思わずホロリときてしまうツイートが。

「発災後、仕事で家にも帰れず、家族にも会えなかったんですが、先日家族が職場におにぎりを持って来てくれました。妻には子供のことや壊れた家のことなどすべて任せっきりで、子供達も父親がいなくて不安だったろうに、私の事を心配してくれて。涙が止まりません」

現場の最前線で必死になって働いてくれているみなさんにも、家族がいる。そんな当たり前のことに気づかせてくれるこのツイート。自分の家も大変な中、被災した方々のため活動し続けるみなさんに心からの感謝を。いま自分ができる最大限のことはなにか、改めて考えさせられます。

参照元:Twitter [陸上自衛隊熊本県警察本部]
執筆=田端あんじ (c)Pouch