本まぐろ骨付き中落ち

“魚の美味しいところ” といえば、骨の回りの身の部分。まぐろの場合、魚体が大きいので解体するときに骨の回りにそのおいしいところが残ります。これを「中落ち」と呼んでいます。

築地などの魚市場周辺などでは、まぐろの中落ちを骨ごと皿に盛り、スプーンでかき出して食べてもらう、という提供をするお店もあります。豪快で贅沢な食べ方ですが……なんと今、これをあるファミレスが提供しているのだとか。

そのお店とは、すかいらーく系列の和食ファミレス「藍屋」。

現在「藍屋のまぐろ祭り」を開催中(6月15日(水)まで予定)、まぐろメニューを多数提供しているのですが、その中でも最大の目玉が「本まぐろ骨付き中落ち」(1,690円)。これ……本当にスゴい!

【これはテンション上がるわ】

直径30cmの皿からはみ出す大きさ、超ビッグサイズな本まぐろの中骨に付いた中落ちを、自らスプーンでかき出しながら食べる豪快さ。ファミレスで提供されたものとは思えない光景に、テンションも上がりまくり!

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筋も少なくプリプリした部分やねっとりとした部分などさまざまな食感が楽しめるのが中落ちの魅力。骨からすくってそのまま食べるもよし、手巻きにして巻いて食べるもよし。はたまたお皿に入れておいて、お酒とともに後からゆっくり堪能するもよし。いずれにしても、家族そして友人同士でわいわい楽しめそうですね。

【超豪快な「輪切り刺し」もスゴイ!!】

また同時に提供されている「本まぐろ輪切り刺し」も見逃せないっ。これはまぐろの身をズバッと輪切りにしてそのまま出すもので、つまりはドでかいまぐろ刺し。

お刺身として食べられるのはもちろん、あぶるための陶板もついてくるので、味の変化を楽しみながらまぐろを存分にいただけるというわけです。

部位別に「赤身から中トロ」「赤身から大トロ」の2種類を用意。それぞれ3段階のサイズがあり、「赤身から中トロ」のいちばん小さなサイズで約100g(1,590円)。大きなものは約220g(3,190円)、これはふつうの刺身にすると20切れにもなる量です。

【ただし…提供は関東の12店舗のみ&3日前までの予約が必要】

気をつけてほしいのは、この「骨付き中落ち」と「輪切り刺し」の提供は東京・埼玉・神奈川・静岡の12店舗だけの限定だということ。実施店舗は以下のとおり。

埼玉:大宮公園店、新所沢店/東京:南砂店、落合南長崎店、王子店、練馬光が丘店、三鷹新川店、国立富士見台店/神奈川:新横浜店、横須賀佐原店、湘南ライフタウン店/静岡:東千代田店

またいずれも「3日前までに予約」が必須だということ。いきなり行っても食べられないので、気をつけて。

【ちょっと遠くても行ってみる価値アリ!】

ファミレスってふだんは「近くの店」や「通りがかった店」に行くイメージだけど、このまぐろのためならちょっとお出かけして行ってみるのもアリじゃないでしょうか。

ちなみに上記以外の全店舗においても「まぐろ祭り」は開催されていて、6種のまぐろを様々な食べ方で楽しむ「まぐろ大皿」(2,990円)、「三種のまぐろやまかけ丼膳」(1,890円)などなど、合計5点。どれもこれも、食べ応えがありそうですっ。

※記事中の価格はすべて税抜

参照元:株式会社すかいらーくプレスリリース、藍屋
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼やってみたい!

▼「本まぐろ輪切り刺し」赤身〜中トロ
本まぐろ輪切り刺し 赤身〜中トロ
▼「本まぐろ輪切り刺し」赤身〜大トロ
本まぐろ輪切り刺し 赤身〜大トロ
▼「まぐろ大皿」
まぐろ大皿
▼「三種のまぐろやまかけ丼膳」
三種のまぐろやまかけ丼膳
▼「五種のまぐろ味くらべ御膳」(税抜き2,090円)
五種のまぐろ味くらべ御膳
▼「まぐろ二色丼膳」(税抜き1,590円)
まぐろ二色丼膳
▼「宇治茶そばと二種まぐろのお寿司膳」(税抜き1,640円)
宇治茶そばと二種まぐろのお寿司膳