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クリーミーで濃厚な、「森のバター」ことアボカド。サラダにしても、グラタンにしてもおいしいですよねっ!

たったひとつで約20種類のビタミンやミネラルが摂れるうえに、生活習慣病の予防や便秘解消、美容効果も期待できる優秀なスーパーフードです。

そんなアボカドをおいしく楽しむ、とっておきの裏技をご紹介しましょう。食べた後の「タネ」の活用術もお伝えしちゃいますよ〜っ!

【食べごろのアボカドを見分ける裏技】

アボカドには熟すと皮が黒くなるハス種、もともとの緑色から熟しても色が変化しないベーコン種などいくつかの種類がありますが、国内では色が変化するハス種が主流です。

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ハスアボカドの食べ頃を見分けるには、まずはツヤ感のある黒味がかったものを選ぶこと。ここまでは、ご存じの方も多いでしょう。でも、これだけだと「食べごろ」か「熟しすぎ」かは見分けられません。そこで……

ヘタの部分をよく見てみましょう。ヘタの部分が黄緑色のものは食べ頃が近い証拠。アボカドを手に持ったときに熟れているように感じても、このヘタの部分が黒ずんでいるものは果実も黒ずんでいること多し。

【硬いアボカドを美味しく食べる裏技】

「せっかく買ったのに、待っても待っても柔らかくならない……」と、硬いアボカドに泣かされたときには「加熱して食べる」方法があります。種を取り半分に切った実の断面を下にして耐熱皿に置き、ラップをふんわりかけて600Wのレンジで30〜60秒ほど加熱してみましょう。

また、発想を変えて、「硬いままで楽しむ」方法も。硬いアボカドの皮をむいてから、果実をピーラーでするする〜っと剥くようにするとリボン状にカットできます。サラダやサンドイッチの具にぴったり!

【アボカドの変色を防ぐ裏技】

アボカドの産地メキシコ出身の友人によると「アボカドを半分だけ食べたいときには、残り半分に種をつけたままラップにくるんで冷蔵庫で保存するとよい」とのこと。翌日も緑色のまま、おいしく食べられます。

【アボカドをオシャレに見せる裏技】

アボカドを2mm程度の厚さにうすーく切って、お皿の上にバラの花をイメージしながら内側から外側に向かってスライスしたアボカドを重ねていきます。とってもクリエイティブなアボカドフラワーの完成です。

【アボカドでダイエットをする裏技】

アボカドの種も実は使いみちがあるんです! そのひとつが、食べ過ぎを抑える効果があると言われる「アボカドティー」。種をよく洗って、包丁で薄くカットしてから水で20〜30分ほど煮出すと美しい赤みがかったお茶の完成です。

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アボカドに含まれる水溶性食物繊維を効果的に摂取できるため、便秘解消、食欲抑制効果も期待できちゃうのだとか。味はアボカド、香りはゴボウですが、ダイエットのためなら……!

【観葉植物にして楽しむ裏技】

アボカドの種は水栽培でも土に植えても発芽しやすいので、食べたあとは観葉植物として楽しむことができます。ただ、果実を結ぶまでは育ちにくいみたい。

最後にひとつ、健康にも美容にもよいアボカドですが、中ぐらいのサイズひとつ250gで約250kcalと高カロリーです。その辺も頭の隅に置きつつ、今日から使えそうなアボカドの裏技をお試しあれ! 

参考リンク:California Avocados
撮影・執筆=sweetsholic (c)Pouch