アメリカにあるペットシェルター「Winnebago County Animal Services(WCAS) 」がフェイスブックで公開した1本の動画が、現在世界中から注目を集めている模様。

出演しているワンコ、カオス(Choas)と、その飼い主であるホセ(Jose)さんは、諸事情により2年もの間離ればなれになっていたのだそうで、映像は彼らが再会したその瞬間をとらえたもの。

【やっと会えたね】

最初こそ不安でいっぱいの表情を浮かべていたカオスでしたが、匂いで目の前にいる人がホセさんだとわかるや否や、身をよじらせて身体いっぱいに喜びを表現! 嬉しそうなカオスの姿を見ていると、こちらまで、感動で胸がいっぱいになってしまいます。

【預けた犬を取り戻そうとしたけれど……】

米ウィスコンシン州に暮らしていたホセさんは、当時離婚をしたばかり。そのせいで家を失い、車中生活をよぎなくされていました。

「自分が生活を立て直すまで」という約束で、ホセさんは “友人の友人” に、まだ子犬だったカオスを託します。そうして3カ月後、立ち直ることができたホセさんがカオスを引き取りに向かうと、 “友人の友人” はこれを拒否。そのまま2年という月日が過ぎてしまったのだとか。

【マイクロチップが再会のきっかけに】

「2度と会えないと思っていた」

そう話すホセさんでしたが、ここで奇跡が起こります。

ある日のこと、カオスが車道をうろついていたところを「WCAS」が発見し、無事に保護。埋め込まれたマイクロチップにあったID番号を照合して出てきたのがホセさんの電話番号で、これにより彼らは見事、対面を果たすことができたんですって!

【再会シーンから深い絆を感じます】

連絡を受けたホセさんは、言葉も出ないほどに驚き、涙を流して喜んだそう。そしてカオスも、それに負けないくらいに大喜び。

「もう1度会いたい」というお互いの強い思い、そしてなにより、マイクロチップがあったことによって叶った、念願の再会。一緒にいることができなかった時間を埋めるべく、これからずーっと、仲良く暮らしてほしいものですね!

参照元:Winnebago County Animal Services [FacebookInstagram]
執筆=田端あんじ (c)Pouch