grace

米オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント(America’s Got Talent)」に出演した12歳の少女、グレイス・ヴァンダーウォール(Grace VanderWaal)さんが、現在世界中から注目を集めています。

YouTubeに投稿されたパフォーマンス映像の再生回数は、公開1週間も満たないうちに、817万回超えを達成。

個性あるハスキーな歌声は大人っぽく、この年齢で、すでにスタイルは確立されているよう。ウクレレを片手に歌うは「I Don’t Know My Name」、なんとこの曲、彼女自身が作ったオリジナル曲だというのだから、もう感心のため息が止まりませんっ!

【友達も知らない少女の特技】

華奢ですらっとした体型と金髪のボブカットが、歌手のテイラー・スウィフトさんを思わせるグレイスさん。あどけない声で、審査員たちからのインタビューに笑顔で「私が歌を歌うってことを、ほとんどの友達が知らないわ」と語っています。

【歌いだしから、すでに鳥肌】

審査員の中には、辛口として知られる音楽プロデューサーのサイモン・コーウェル(Simon Cowell)さんもおりまして、彼の視線の鋭さに、私(記者)だったら委縮しちゃいそう……。

しかし、グレイスさんは動じることなく歌い始めます。ささやくように彼女が声を発したその瞬間、会場からは大歓声が!

【めちゃめちゃ完成されてるじゃん!】

時折、かすれるように裏返る特徴的な歌い方も、高音になったときの伸びやかな歌声も、すべてがすべて、完成されている。わずか12歳の少女から生み出されているとはとても思えない魅力的な歌声、そしてメロディーに、記者も鳥肌が立っちゃった!

【審査員「あなたの名は世界に知られることになる」】

パフォーマンス終了後、審査員の1人であるホーウィー・マンデル(Howie Mandel)さんは「あなたは “私は私の名を知らない” というタイトルの歌を歌ったけれど、もうじき世界があなたの名前を知ることになるよ」とコメント。

その後すぐさま、審査員が気に入ったパフォーマーをセミファイナルに進出させたいときに押す特別なボタン「ゴールデンブザー」を迷うことなくプッシュしたマンデルさん。この瞬間グレイスさんは、彼の言葉どおり、世界にその名を知らしめる大きなチャンスをつかんだのであります。

【辛口審査員も称賛のコメント】

一方で、辛口審査員のコーウェルさんも、「君は第2のテイラー・スウィフトになる」と大絶賛。

記者(私)は、歌い手として最も重要な要素は「いかに音程を外すことなく歌えるか」といった技術面ではなく、「どれだけ人の心をつかめるか」「いかに歌声が魅力的か」といった部分だと常々思っているのですが、この動画を見る限り、グレイスさんはこの点を間違いなくクリアしています。

彼女が今後どのように成長し活躍していくのか、とっても楽しみ! そしてお友達からどんな反応をされるのかも、個人的には非常に気になるところですっ。

参照元:YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼いい声してるわぁ