スペインに暮らす20代の若者6名が生み出したのは、真っ青な海のように美しい、ブルーカラーのワイン「Gik」!

「自分たちはワインを売る商人ではない、クリエイターなのだ」と語る若き革新者たちが乗り込んだのは、伝統あるワイン市場。赤や白のワインでは、ワイン取引に関して専門知識のない自分たちでは戦えない。そう思った彼らがたどり着いたのが、「青い色のワイン」というアイデアでした。

【青色のヒミツはブドウの皮に含まれる「アントシアニン」】

ベースとなっているのは、スペイン各地およびフランスのブドウ園で作られている赤と白のブドウ。

これらを混合し、ブドウの皮に含まれる色素「アントシアニン」と青藍色の染料を加えて、鮮やかで深みのあるブルーカラーを実現。カロリーゼロ甘味料を足すことで、甘みのある味に仕上げているのだそうよ。ちなみにアルコール度数は11.5%、白ワインとして考えると標準的。

【完成までに2年を費やしたそうな】

スペイン・バスク大学の協力のもと、2年という歳月をかけて研究を重ねた結果、ようやく完成した「Gik」。そのかいあって、これまでにも薄く青色をつけた「ブルーカラーのワイン」は存在していたといえど、「Gik」の深い青は唯一無二。

【現在はヨーロッパの一部の国からのみ購入することができます】

公式サイトから購入できるこちらのワインは、今のところスペインとフランス、イギリス、オランダそしてドイツからのみゲットすることができるようで、アメリカでも近いうちに買うことができるようになる模様。

この夏、キンキンに冷やして飲んでみたくなるこちらのブルーワイン。日本でも早く、手に入れられるようになるといいなぁ〜!

参照元:Gik Blue WineFacebookInstagram/Gïk Live! Vino Azul
執筆=田端あんじ (c)Pouch