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2016年の土用の丑の日は、7月30日(土)。この日まで大丸東京店(地階)の「ほっぺタウン」にて販売されているのが、約35種にもおよぶ丑の日関連商品です。

ウナギをフィーチャーしたお弁当がずらりと並ぶ中に、最も興味をそそられる一品がありました。それは関東風と関西風のウナギの蒲焼きを食べ比べすることができるお弁当!

【右に関西、左に関東……色からして全然違う!】

「うなぎ東西食べ比べ重」(3800円)のふたを開けると、そこには2種類、色味の異なるウナギがドーン。

右側は関西風。備長炭で焼いた “地焼き” ウナギは、慶応3年創業の大阪「魚伊」によるもの。一方左は関東風。蒸し、焼きの工程を経て、3年熟成醤油を使用したタレを絡めることで完成する、美しい “照り” がまぶしすぎるう!

【関東と関西の違い】

関東と関西でウナギの開き方が異なることは広く知られていますが、それだけでなく調理方法も違います。

関東:ウナギを背開きにして白焼きした後、蒸して再び焼くことで、脂っこすぎず、ムースのようにふわっと柔らかくなるそう
関西:ウナギを腹から開き、蒸さずに焼くことで、外側はパリッとクリスピー、内部はしっかりのった脂でとろけるようになるとのこと

【ちゃんと意味があるのです】

あるお店「野毛の酒処 七福」のウェブサイトによれば、関東が「背開き」なのは、腹からさばくと切腹を意味することとなって縁起が悪いから。関西が「腹開き」なのは、 “腹を割って話す” という商人文化ゆえ、とのこと。

それにしても今回のお弁当、関東の「ふわっ」と関西の「パリッ」を1度に楽しめるとは、なんという贅沢! 今年の夏の丑の日はこれきりですし、どうせなら欲張っちゃってもいいんじゃない?

【ほかのお弁当もめちゃくちゃ美味しそう♪】

そのほか会場には、お寿司で食べ比べを楽しめる知床鮨「西と東のうなぎ食べ比べ」(2980円)や、もりもりご飯にウナギと海鮮がドドンと乗っかった、創作鮨処 タキモト「国産うなぎと海鮮ミルフィーユ」(2484円)。

さらには米沢牛とウナギをいっぺんに味わえる、味の梅ばち「米沢ステーキと鹿児島産うなぎ弁当」(2160円)などなど、魅惑的なウナギ弁当がたっくさん!

この機会にしか出会うことのできないメニューを食べれば、暑い夏もなんとか乗り切れそうな予感。脂の乗り切ったウナギを頬張って、元気を充電してみてはいかがでしょうか。

参照元:PR TIMES野毛の酒処 七福
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼知床鮨「西と東のうなぎ食べ比べ」(2980円)
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▼創作鮨処 タキモト「国産うなぎと海鮮ミルフィーユ」(2484円)
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▼味の梅ばち「米沢ステーキと鹿児島産うなぎ弁当」(2160円)
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▼札幌かに家「うなぎとかにのわっぱ」(1350円)
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▼柿安ダイニング「黒毛和牛牛めし&国産うな重」(1580円)
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▼カンナムキンパ「国産うなぎと和牛プルコギのキンパ ハーフ&ハーフ」(1500円)
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▼おかず本舗佃浅「二種の味わいうなぎめし重」(2484円)
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