艶やかで透明感のある肌、美しい顔立ち。長いまつげにふちどられた聡明そうな瞳に見つめられると、つい、引き込まれてしまう。
2015年10月にツイッターに登場するや否や、「可愛すぎる謎の女子高生」と国内外から注目を集めた Saya は、実在する人物ではありません。3DCG なんです。
製作したのは、3DCG アーティストユニットの telyuka。脅威的なクオリティーの高さで世界を圧倒した Saya の2016年バージョンが9月9日(金)に公開され、さっそく注目を集めているようなんです。
【昨年よりさらに進化】
よくよく見ると、髪の毛が少しだけ乱れていたり、首元の肌には凹凸があったりして、質感まで実にリアル。
この3DCGのsayaが最初に発表されたのは2015年。そのときも2度見3度見必至な出来栄えでしたが、2016年バージョンはそれよりもさらに進化しています。「正統派美人」というべき昨年の Saya に対し、今回発表された Saya は「可愛らしい」といった印象。
【写真にしか見えません!】
少し茶色がかった瞳は、以前よりもやや垂れ目。親近感ある丸みを帯びた鼻、アヒル口、赤ちゃんのようにぷにっとしたお肌など、前回よりもよりいっそう “実写に近い” 印象になっているからスゴイ。きっとあなたも、「ああ、こういう子いるいる!」と頷いてしまうに違いありません。
【ツイッターの声】
作品を公開したユニット telyuka の Yuka さんのツイッターに、さっそくたくさんの反響が寄せられています。
「存在感と可愛さがめっちゃ上がってますね!」
「完全に写真だと思いました」
「おおー、進化しとる!」
「眼鏡してたら一目惚れしたかもしれない」
「え、CG!?」
「本物の女の子にしか見えないよ」
「生きてるとしか思えない……」
「眼を皿のようにしてみた。やっぱり、すごい!!! トリハダたつほどの感動です」
【もうすぐ動く Saya に会える】
Yuka さんによれば、Saya は「ショートムービー用のオリジナルヴァーチャルヒューマン」とのこと。ツイッターでは「既に動きのシステムも稼動していて秋の展示会へのお披露目に向けて制作中です」とコメントしているので、もうじき、動く Saya に会えるかも!
この技術がどんどん進化したらと考えると、楽しみなような、ちょっぴり恐ろしいような。見れば見るほど CG だということが信じられなくなる最新版Sayaが今後どのような活躍を見せてくれるのか、非常に楽しみですね。
参照元:Twitter @mojeyuka、telyuka
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼すごい技術だ
Sayaの2016verです(•̀ᴗ•́)。去年の発表から色々な皆さんの反応を頂きつつコツコツと改良を重ねてきました。既に動きのシステムも稼動していて秋の展示会へのお披露目に向けて制作中です、詳細は今後アナウンス予定です。 pic.twitter.com/kOGcMx96co
— TELYUKA (@mojeyuka) September 9, 2016
▼靴下や靴など細部にもこだわりが
https://twitter.com/mojeyuka/status/701682300510076930
▼昨年バージョンのSayaも見て
新しく現在作成中の一人目の3DCG character「Saya」です、今年のクリカンではこちらのキャラクターを中心により実践的なワークフローを紹介させていただく予定です。http://t.co/0Q2zsW6Z73 pic.twitter.com/xgdYax7pp6
— TELYUKA (@mojeyuka) October 13, 2015
Maya V-ray Mari Quixel2.0 Photoshop MarverosDesigner Nuke shaveandhaircuts などのツールを使用してのワークフローなど 今色々と準備中です pic.twitter.com/JeOHVFsmxP
— TELYUKA (@mojeyuka) October 13, 2015
日本人の若い女の子は特に造形部分で非常にハードルが高かったのですが、湿度を含んだ柔らかい感触、この年代のもつ透明感、日本女子の柔らかく優しい感じなどを目標に作成 HPもアップしました http://t.co/Ft7KgSxFG9 pic.twitter.com/uGDkYZrSfZ
— TELYUKA (@mojeyuka) October 13, 2015
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