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地上12階の窓の外、壁にあるわずかな幅の上に侵入してしまった子猫。下をのぞくだけでヒヤヒヤ。地面がはるか遠くに感じられます。

子猫を発見した人からの通報を受けて現場に向かったのは、シンガポール初の動物保護団体「SPCA シンガポール」のスタッフ、ヤオ・ホワンさん。

道具を使って子猫を助ける一部始終の映像が、フェイスブックに投稿されているのですが、これがなんともハラハラドキドキなのです。

ホワンさんが到着したとき、現場には2人の警察官がすで駆けつけていたとのこと。警察官には、もしものときにために1階で毛布を広げて待機してもらうようにして、ホワンさんは子猫のいる12階へと向かいました。

先端にひものようなものでできた “輪っか” がついた道具に、子猫の体をひっかけようと奮闘するホワンさん。映像はこの救助道具につけたカメラから撮影されているようで、その臨場感にハラハラドキドキが止まりません。

子猫が輪っかを通った……と思いきや、子猫は身をよじってするりとくぐり抜けてしまいます。それを何度か繰り返すたびに、子猫が落ちやしないか不安になるので、本当に心臓に悪い……。しかしホワンさんは無事に子猫を捕まえることに成功、飼い主さんとの再会も果たせたんですって。は〜〜〜、心底ホッとした!!

猫はとっても好奇心の強い動物。ホワンさんは飼い主さんに、窓の外に子猫が出てしまわないよう、窓に金網などををつけてガードするようにとアドバイスしたのだそうです。

とにもかくにも、子猫の命が助かって良かった。ホワンさん、そして駆けつけた警察官のおふたり、本当にお疲れ様でした!

参照元:Facebook
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼助かるってわかっていてもドキドキするわ