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ポーチでたびたびお伝えしている「◯◯の100年シリーズ」ですが、本日ご覧いただく作品のテーマは、ずばり「ドラァグクイーンのファッション」!

きらびやかな衣装をまとい、華やかなメイクと振る舞いでその場にいる人々の心を一気に取り込む。不思議な魅力を放つドラァグクイーンたちのファッション103年の歴史を振り返ることができる映像は、必見ですわよ☆

【みなさん現役のドラァグクイーンです】

見どころばかり、いやむしろ見どころしかない映像をYouTubeへ投稿したのは、海外メディアの「ヴァニティ・フェア」。

各年代のドラァグクイーンを演じているのは、ドラァグクイーンの次世代スターを探す人気オーディション番組「ル・ポールのドラァグ・レース」にも出演していた、現役の有名ドラァグクイーンたち。

シャンジェラさん、メイクアップアーティストとしても活躍するラジャさん、デトックスさん、キム・チーさん、以上4名のみなさんです。

【キム・チーさんの強烈インパクトにノックアウト!】

カルト映画『ピンク・フラミンゴ』(史上最低のお下劣映画として有名な作品)に出てくるキャラクターばりの強烈メイクでまず登場したのは、キム・チーさん。

トップバッターは1920年代、ジャコモ・プッチーニ作曲のオペラ『蝶々夫人』からインスパイアされているというだけあって、ドレスもヘアスタイルも、そして仕草も実に上品です。

【オーラと色気がすごい】

これ以後登場するシャンジェラさん、デトックスさん、ラジャさんによる3名のメイクは王道。インパクト重視のキム・チーさんとは対照的に(?)ただひたすらに美しいっ。

女性顔負けの美貌で着こなすのは、往年の有名パフォーマーたちをイメージしたドレス。堂々たる佇まいとあふれ出る色気に見惚れ、当時流行っていたヘアメイクとファッションに恋をする。眺めているだけで、あっという間に時間が過ぎ去ってしまいます。

【当時の流行もよくわかります】

70年代のパンツルックに、デヴィッド・ボウイさんをイメージしているという80年代の奇抜なミニドレス・スタイル。R&Bのディーバを連想させる90年代のロングスパンコールドレス、そしてレディー・ガガさんを思わせる2000年代のレオタード姿。堂々ラストを飾るのは、未来のドラァグクイーン!

現役ドラァグクイーンであることも影響しているのでしょうが、みなさまとにかく魅せ方が上手。魅せに魅せまくる! 4分半という時間を全く長く感じさせない「ドラァグクイーンファッションの103年」を、それではさっそくチェックしてみてくださいね。

参照元:YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch