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2016年11月22日の早朝5時59分ごろ、福島県沖でマグニチュード7.4の地震が発生。福島県中通りおよび浜通りで最大震度5弱を記録したほか、東北から関東までの広い範囲で大きな揺れが起こりました。

気象庁はこの地震を受け、岩手県、宮城県、福島県、茨城県の沿岸に津波警報・注意報を発令。福島県沿岸に最大3mの津波がくると報道されました。

現在(午後12時50分)津波についての注意報はすべて解除されましたが、引き続き警戒は必要です。地震と津波は切っても切り離せない関係だということを、私は再確認しました。

【津波災害に備えて知っておきたいこと】

そこで知っておきたいのが、津波防災の普及啓発プロジェクト「ハッシュビーオレンジ(#beORANGE)」です。

「ハッシュビーオレンジ」の公式ツイッターには「海辺の街でオレンジフラッグを見たら『地震発生、津波がくるぞ』という合図!」というメッセージとともに、オレンジ色のフラッグを振る人たちの画像が投稿されています。

【オレンジフラッグに向かって逃げろ】

オレンジは海によく映える色。そして「津波が来る」合図の色。海辺でオレンジ色のフラッグを見かけたら、それは「海に入っている人や、近くにいる人はすぐにフラッグへ向かって逃げましょう」という意味です。

このオレンジ色のフラッグを、地震発生後避難先のビルやタワーなど、高い建物に掲げることで、海にいても緊急時の避難先がわかりやすくなるという利点があります。

【設置されていない行政区もあります】

このオレンジフラッグは、まだ設置されていない行政区もあるそうなので、自分の判断による避難が最優先となりますが、見かけたらぜひ活用を。海辺に住んでいる知り合いがいたら、すぐに教えてあげるといいかもしれません。

怪我をした方、避難をされている方、余震による不安でいっぱいの方は、今なおたくさんいらっしゃると思います。引き続き、くれぐれもご注意ください。

参照元:#beORANGE [公式サイトTwitter]
執筆=田端あんじ (c)Pouch