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今回ご紹介するのは、カレーならぬ「カレイ」ライスのレシピ。お米に魚のカレイをのせて炊き上げる、豪快なのに劇的にウマい海鮮ごはんです。野菜やお肉がゴロゴロ入ったカレーライスもいいけど、たまにはお魚ごはんもね。

ギャグのようなネーミングとはうらはらに、これ、北海道の漁協連合会=「北海道ぎょれん」の公式サイトで紹介されているレシピなのです。レシピ考案は、札幌の人気和食店「和処 よし田」の丹内料理人。つまりは魚の本場・北海道で活躍する漁師さんたちが認めた、和の達人直伝レシピってこと……それはもう、おいしいはず!!!!

というわけで、早速作ってみましたよ〜っ

【材料】

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用意するものは、カレイ(レシピ上ではマガレイ)、米、カツオ出汁、しょう油、みりん、サラダ油。カレールーはいらないよ……って、しつこいですね。すみません。

【作り方】

作り方は驚くほどカンタン!
1. 研いだお米を土鍋に入れる(※私は土鍋を持っていないので、深めのフライパンを使用しました)
2. うろこと内臓を取り除いたカレイに熱湯をかけて臭みをとり、お米の上にのせる
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3. カツオだし、しょう油、みりんを混ぜ合わせ、2 のカレイとライスに回しかける
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4. サラダ油を少量加え、フタをして炊き上げます。沸騰するまで強火、その後中火にして10分、20分ほど蒸らします(※フライパンでも同様の作り方で、上手に炊き上がりました)
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【食べてみました】

キッチンにかぐわしい香りが漂い、もうこの時点で食欲を思いっきりそそります。わくわくしながらフタを開けると……湯気とともに、ダシとカレイの濃密な香りがもわっと立ち込めます! ああもう早く食べたいよ!

カレイは身がふわっと仕上がり、極上のできばえ! 「蒸らし時間20分は長いのでは?」と思いましたが、蒸らし時間を守って正解でした。
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ご飯にはダシとカレイのうまみがたっぷり染み込んで、たまらない深い味わいです。カレイは骨の多い魚なので、上手に身をほぐさないと骨がご飯に混ざってしまう、というのがちょっと難点だけれど、これならまた作りたい!

和食やさんのレシピということもあり、お酒のシメにぴったりの料理とも言えるかもしれません。いずれにしても、大変たいへん美味しゅうございました。
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ギャグっぽいネーミングとうらはらの激旨っぷり、しかも見た目のインパクトも大きい「カレイライス」。カレイが旬のこの時期に、ぜひお試しあれ! 煮付けやムニエルに負けない、極上のおいしさですよ。

参照元:北海道ぎょれん
調理・撮影・執筆=sweetsholic (c)Pouch

▼オレンジ色の斑点が特徴の「Carrelet」というフランス産カレイを使用しました
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▼カレイライス
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