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お正月から春先にかけて、「春財布」という売りことばのもと、お財布が売り出されているのを見かける人も多いのではないでしょうか。

新年や春先は新生活を始める節目の時期ですし、草木が芽吹く春ってなんとなく縁起もいいイメージがありますよね。そんな時期だから、新しいお財布を買うのがよい、とされているのです。

また、「春財布=張る財布」という語呂合わせもあります。お金がいっぱい入ってパンパンに「張る」財布、というわけです。ちなみに秋は「空き財布」になる、冬は懐が「寒く」なる、などと言って、お財布を買うのに向いてないとされることも。

暦の上では、春が始まるのは節分の翌日の「立春」から。まさに、この時期は新しい財布を手に入れる、絶好のタイミング。どうせ買うならお金が貯まる財布にしたいですよね。というわけで、今回は運気・ジンクスの目線から、お金が貯まる「金持ち財布」の選びかたをご紹介します。

【財布はお金の家である】

まずは、「お金が貯まるお財布」の要点から。大前提としてあるのは、「財布はお金の家である」という考えです。つまり、お金にとって居心地のいい家=お財布をつくりあげる、というのがポイント。居心地がいい家なら、そこにいる人はいつまでも住み続けたいと思いますよね。

では、お金にとって居心地のいい財布とは、いったいどんな財布なのでしょうか。

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・形
お札を折らずに入れられる長財布がベストです。狭い部屋より、広々として足を伸ばせる部屋の方が過ごしやすいですよね。財布を開いたときに、お札がどれだけ入ってるかパッと分かりやすいのも大きなポイント。

・色
目的によって変わってきますが、お金が出て行くのを防いで、堅実に過ごしたいなら茶色や黒お金をたくさん呼び込みたいなら金や黄色がオススメです。逆に、赤や派手な柄物は、気が大きくなってつい浪費しがちに。お金がどんどん出ていってしまうので、避けたいところです。

・中身
財布の中はこまめに整理して、お札の向きや並びはなるべくそろえましょう。いらないポイントカードやレシートでパンパンの財布はゴミ屋敷と一緒、居心地悪いことこの上なし。また、財布の中身が把握できていないと、自分がいまいくらお金を持ってるかわからなくなります。いつのまにかポイントカードの期限が来て使えなくなったり……その結果、お金がどんどん逃げていきます。

【その他にもこんなジンクスが】

また、財布を買うとき、自分よりお金持ちの人に見立てて買ってもらうと、金運が上がるといったジンクスも。そんな人にお財布をプレゼントしてもらえたらそりゃあラッキーですが、現実的に考えると難しいもの。なので、財布を買いに行くとき、お金持ちの知り合いについてきてもらって、レジでの会計だけを頼みあとで代金を渡す……という方法を取る人もいるみたいです。

もちろん気に入った物を使うことが大切ですが、金運をアップさせたいなあと思うなら、上のポイントを財布選びに取り入れてみてくださいね。

執筆=アリエス・マタ・ハリ / 撮影=Pouch (c)Pouch

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