hippo

2017年1月24日、アメリカ・オハイオ州にあるシンシナティ動物園に、新しい命が誕生しました。

ところが、お母さんカバのビビ(17歳)が赤ちゃんカバのフィオナを産んだのは、予定日より6週間も前。フィオナは未熟児だったので、集中治療を受け、今は動物園のスタッフに育てられています。

そんなフィオナが、やっとよちよち歩きできるようになった姿が2月5日にyoutubeで公開されました。

【ゆっくりゆっくり大きくなあれ】

フィオナが生まれてから、動物園はブログでフィオナの成長記録を日々更新。ミルクをごくごく飲み、筋肉を鍛えるためにプールに入ったり、すくすく成長している様子が伺えます。一方で、未熟児で生まれたせいか体重の増減が突然ぴたりと止まるなど、まだ心配なところもあり毎日の健康チェックが欠かせません。

【成長するにはもう少し、人の手が必要なようです】

そんな背景もあって、ベテランの飼育係は「お母さんと一緒に暮らすには、まだ体が弱すぎる」と判断。隣の部屋で暮らすお母さんカバ、そしてお父さんカバのヘンリーと一緒に暮らすまでには、もう少し時間がかかりそうです。

【歩いた〜〜〜!!】

そして、生後10日ほど経った2月5日、フィオナはようやく、よちよち歩きできるようになったのです。つたないながらも自分の足でしっかりと歩くフィオナの後ろ姿からは、みなぎる生命力とキラキラとした希望が透けてみえるよう!

2月7日には、体重約16kgにまで成長したフィオナ。飼育員さんたちの愛情をたっぷり受けて、いっぱい食べていっぱい運動して、もっともっと大きくなってね。1日でも早く、パパとママに会えますように。

参照元:Cincinnati ZooブログYouTubeTwitterInstagram
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼動画で成長を追うこともできます