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ハーゲンダッツの「華もち」シリーズといえば、売れすぎて販売中止になったりする、冬アイスの王者的な人気商品。濃厚なアイスと、和風ソースに餅という禁断のマリアージュのトリコになった人も多いのではないでしょうか。

毎年2月下旬頃に期間限定で発売されているのですが、発売された年、あっという間に消えてしまったトラウマで、見かけるとまとめ買いしてしまいます。

そんな「華もち」シリーズに、Pouch でも記事にしたように今年は新しく「ごま胡桃(くるみ)」味が登場。2月28日発売予定とあったのですが、すでにスーパーで売っていたので早速買って食べてみました。

【漆黒の闇が広がる黒ごまソース】

「ハーゲンダッツ華もち ごま胡桃」は、その名の通り、ごまと胡桃のアイス。白ごまペーストを練り込んだアイスのなかに胡桃が、そして甘いお餅の層の上に、黒ごまソースがたっぷりかかっています。ごまと胡桃。鉄板の組み合わせですよね。
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フタを開けると……黒い! 最近のインスタ映え重視のオシャカワなアイスに見慣れていると、逆に新鮮さすら感じる黒さ。底なし沼か、心の闇かよってくらい黒いです。

【溶けるまで待つ】

華もちの魅力は、なんといってもお餅の伸び。冷凍庫から出したら、ソースがとろっとろに溶けて、箱を触るとちょっとやわらかくなるまで20分ほど待ちます。この待ってる時間も美味しさを引き立てる気がします。

ちょうど良い柔らかさになってから、スプーンでアイスをすくうと……ミョーンと伸びるお餅。たまりません!
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【黒ごまと白ごまのハーモニー】

さて、肝心のお味は……? 口に運んでみると黒ごまソースは香ばしくて、お餅とアイスによく合います。アイスにも白ごまペーストが練り込まれてるってことで、ごま度はかなり強め。

黒ごまと白ごま、両方使ってるのはかなりポイントが高いですね。アイスの中に入った胡桃の存在感もなかなか。ハズレ無しの美味しさです。
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でも個人的には、もっともっとごまが、ガッツリこうばしく香ってくれてもいいのに、と思ってしまいました。ごまよ、遠慮しないでおくれ。そして、これはたぶん気のせいだと思うのですが、前より餅の量が多くなったような気が……。

【出会いと別れがあった】

ところで、華もちの「ごま胡桃」の誕生の裏には悲しい別れもあったんです。「華もちシリーズ」のラインナップから、私の大好きな「みたらし胡桃」味が消えてしまったのです。

出会いがあれば別れがある……。そう頭でわかっていても、私は甘じょっぱい「みたらし胡桃」のことが忘れられなかったりします。最初はアイスにみたらしなんか合うわけないって、思ってたのに。気づいたら夢中になってて……。

おっと、気づいたらいつの間にか「みたらし胡桃」へのポエムになっていました。こんな引きずり女ではいけませんね。ズズ……ズズ……。

気持ちを入れ替えて……みなさんも、売り切れる前にぜひ「華もち ごま胡桃」を食べてみて下さいね〜!

参考リンク:プレスリリース
執筆=御花畑マリコ (c)Pouch
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