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「はちみつ酒」というお酒はオーディンなど北欧の神々も飲んでいたとされていて、かの有名な『ハリー・ポッター』やケルトやバイキングを扱ったファンタジー作品などにたびたび出てきます。

どんな味がするのかなあと、昔から気になっていたところ、養命酒製造と山田養蜂場がコラボして3月1日に「はちみつのお酒」が出るというではありませんか。

ありがたいことに、編集部に試供品が送られてきたので、飲んでみることにしました!

【とろりとした金色のお酒は、はちみつの濃厚な甘さの中にお花の香り】

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届いたのは、金色のキャップに金箔の和風モダンなラベルがついた250mlの小瓶。うきうきしながらシャンパングラスに注いでみると、とろりとした金色の液体がとってもきれい。「わー、これが北欧の神々が飲んだお酒なのね」と想像が膨らんで、気分が盛り上がります。

ひと口飲んでみると、はちみつらしい濃厚な甘みが口いっぱいに広がります。そして甘さの後に広がる芳醇なお花の香りに、お口の中が花畑になったよう。うっとり〜。ファンタジーの世界みたい。

【人工甘味料、着色料、香料は無添加】

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商品説明を見ると、さすがはハーブの権威・養命酒製造とハチミツの大家・山田養蜂場のコラボだけあって使っているのは8種類のハーブと2種類の果汁、有機はちみつとアルコールのみなのだとか。こんなに良い香りでとっても甘いのに、人工甘味料・香料無添加だなんて、すごい。

原材料の中には「エルダーフラワー」という文字が。調べてみるとエルダーフラワーの日本名は「ニワトコ」。子どもの頃読んだ海外の児童文学に「ニワトコ」はしょっちゅう出てくる花だったので、ますますうれしくなりました。

【ストレートに飲むならば食後酒として飲みたい!】

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この「はちみつのお酒」はそのまま飲むと、とっても甘いです。ストレートで飲むならば、ポートワインのように食後酒として小さなグラスで飲むと満足感が高まりそう。ちなみに、アルコール分は14%とワインと同程度なので、休日におすすめです。したたかに酔っ払えます。

【はちみつシロップのように使っても】

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「はちみつのお酒」の30%ははちみつとのこと。だとしたらはちみつのシロップのように使ってもおいしいに違いない。そう思って、砂糖なしで作ったフレンチトーストにかけてみました。結果、お花の香りが漂う大人なフレンチトーストに大変身。それからストレートの紅茶に入れてみたら、あっという間にお花畑ティーにもなっちゃいました。

お花の香りのお酒だし、これからの季節はお花見に持っていっても良さそう。250ml瓶で希望小売価格は980円(税別)。気になる方は、サイトをチェックして見てくださいね。

参照元:養命酒製造株式会社「はちみつのお酒」サイト
調理・撮影・執筆=山川ほたる (c)Pouch