3月4月は新生活のスタートを切る節目のシーズン。「ここらでちょいと模様替えでも……」と考えているみなさまに紹介したいのが、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」に登場した照明「フライト(Flyte)」です。

パッと見た印象は、非常にシンプルな、どこにでもある電球。しかしよくよく見ると電球は宙にぷかぷか浮いていて、とーってもファンタジックな雰囲気を醸し出しているんですよね!

【キーワードは「磁石」】

ベースとなる四角い木製の台の素材は、オークやクルミなど。内部には磁気が埋め込まれているのだそうです。

一方、LED電球の底には電磁石が備わっておりまして、台の上でゆっくりそーっと手を離すと、ふわりと宙に浮くという仕組み。動画を見ればわかりますが、くるくると回転するみたい!

【電球変えなくちゃ…なーんて心配もなし!】

発想の源は、19世紀から20世紀中期に渡って活躍した電気技師ニコラ・テスラが提唱した非接触電力伝送。コードレス電話などに使用されている、金属接点などを介さずに電力を伝送する仕組みです。

電球にはワイヤレスで電気が送られており、電球自体はなんと、約5万時間も持つのだそう。これはつまり、1日12時間毎日点灯しても、11年は持つということ。エコの観点から見ても、非常にすぐれていることがわかります。

【みんなに「センスいいね」って言われそう♪】

「フライト」を開発したスウェーデン人のサイモン・モリスさんは、16歳のころ空飛ぶスケボーのような「ホバー・ボード」を見て以来、 “宙に浮くもの” に惹かれ続けているよう。ってことは、一途な思いを見事、結実させたということなのね……!

シャレオツかつ、安心で安全。派手すぎず、それでいて気のきいた照明ではないでしょうか♪

参照元:Kickstater
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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