海外旅行に文字通り欠かせないアイテム・パスポート。うっかり自宅に忘れてしまい、空港で足止めを食らった……なんてことにならないよう、このGWや今年の夏休みなど、海外へ出かける方はパスポートを持ったかどうかをなにより先にチェックしてくださいね!

さてこのパスポート、発行国によって、ビザなしで渡航できる行先国の数がけっこう異なるのだそうです。ビザ申請にはお金も時間もかかるし、手続きだって面倒ですから、ビザなし渡航ができる国が多いほど、旅は楽になります。行先でビザを免除してもらえること、それはパスポートのもつ力だということができるかもしれません。

カナダのアートン・キャピタル社では、世界のパスポートをランク付けする「Passport Index(パスポート・インデックス)」を毎年発表しています。こちらより、最新版のランキングをご紹介しましょう。「世界最強」のパスポートはどこの国?

【世界最強は同率2国!】

「Passport Index」では、199の国と地域を対象に調査を行い、それぞれのパスポートがどれくらい「ビザ免除力」をもっているかによって1~93位までのランク付けしています。ポイントとなるのは、渡航先から「ビザ免除」、あるいは「到着時ビザ」を得られるケースです。

まずは、世界最強のパスポートから! トップの座に輝いたのは……ドイツとシンガポールの2国! 観光ビザなしで渡航できる国・地域(以下「国」と表記)は159カ国です。

【日本は何位?】

さて、われらがニッポン。スイス、オランダ、ルクセンブルク、ベルギー、オーストリア、ポルトガル、マレーシアと同率で4位にランクインしています。ビザなしで渡航できるのは世界156カ国。

【欧米勢強し、でもアジアも強かった】

ちなみに2位はスウェーデンで158カ国。3位はフランス、イギリス、スペイン、デンマーク、韓国、アメリカなど9カ国がランクイン、渡航できる国の数は157カ国です。

日本などに次ぐ5位はアイルランドとカナダで、155カ国。ビザなしで渡航できる国が多いランキング5位圏内は欧米勢とアジア勢で占められる結果となりました。

ところで、数の上では僅差でも、その内容はかなり違う様子。たとえば韓国と日本の差はわずか1カ国ですが、日本がビザ免除に対し韓国が要ビザの国は「中国」「モンゴル」「ナミビア」。その逆に、日本が要ビザとなるのは「ブラジル」「ガンビア」「リベリア」「ロシア」となっています。

【ワーストは……?】

さて、ワーストランキングも気になります。最下位はアフガニスタンで、渡航できるのは24カ国。ワースト2位はパキスタンで27カ国、ワースト3位はイラクで28カ国。いずれも情勢に不安定さを抱える国々がランクインしていました。

パスポートの力の強さは、それぞれの国が重ねてきた外交や経済活動のあらわれともいえるかもしれません。ひとまずは、日本のパスポートがもつ力に感謝したいところですね。

参照元:passportindex.org
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