魚焼きグリルのない我が家。いつもフライパンで魚を焼いているのですが、皮がなかなかパリッと仕上がりません。焼き上がりもなんだかべっちゃり。

そこで、料理人の友人に「魚がうまく焼けないんだけど……」と相談してみました。すると、意外な答えが返ってきましたのです。「うちもフライパンで焼いているよ! フライパンで魚を焼くには誰でもできるコツがあるの」

なるほど、彼女のレストランでいただく魚は、皮はパリパリ、身はふっくら。魚の火入れ加減がとても上手なのです。それがフライパンでできちゃうなんて! どうやってるの!? コツってなに? 料理素人でもできるのかな?

そんなわけで、素人でも上手く魚を焼くコツ、ばっちり教えてもらいましたよ♪ 早速試してみましょう。上手に仕上がるのか、ドキドキ……!

【用意するもの…ここにすべてが】

彼女いわく「フライパンにクッキングシートをのせ、油を少量ひいて焼こう! これで美味しく焼けるよ!」 えっ、クッキングシート……! 

じゃあ、ってことで、魚の切り身(※今回はサバを用意)とフライパン、そしてクッキングシートとサラダ油を用意。

【フライパンで魚をパリッと焼く方法はこれ!】

1. フライパンにクッキングシートをのせて、油を軽く引いて強めの中火に。

2. フライパンが温まったら、魚の皮のついた面から強火で焼いていく。

3. 片面に火が通ったら、ひっくり返して焼き上げる。

【びっくり! 上手に仕上がる!】

フライパンでサバを焼くと、いつも皮が底にくっついてしまうのが難点でした。クッキングシートの上で調理してみたら、皮がこびりついてない!! しかも、おいしそうな焦げ目がしっかりついているじゃないですか! グリルで焼くほどパリパリには仕上がらなかったけれど、フライパンでじかに焼き上げるよりはずっとおいしそうな見た目です。中身はジューシーかつふっくら食感に仕上がりましたよ♪

この方法、「クッキングシートの上で調理するから後片付けも超ラク」とのこと。確かにクッキングシートを外した調理後のフライパンには、魚を焼いた形跡さえないほどきれいです。

フライパンでじかに焼くよりも、クッキングシートの上で調理したほうがはるかにうまく焼けることが判明した今回の実験。サバのようにオイリーな魚を焼くときには、余分な油をキッチンペーパーでふき取りながら焼いていくとより上手に焼けることもわかりました。

何度か試していくうちに、もっとうまくできそうな気がします。魚を焼くときには「フライパンにクッキングシート」、みんなも覚えておいてね!

調理・撮影・執筆=sweetsholic (c)Pouch