ここ数年、「近頃の若い世代は上司と飲みに行くことが少ない!」とひんぱんに言われているようですが、ひょっとしたらその原因は上司のほうにあるのかもしれません。

今年で発売35周年を迎える焼酎「博多の華 むぎ」などを手掛ける福徳長酒類株式会社が行ったのは、その名も「社内飲みニケーション実態調査」

20代から50代の働く男女600名を対象に、飲みに行きたいと思う会社の先輩や上司、さらには飲みに行きたくない会社の先輩や上司の人物像について聞き取り調査をしたところ……。誰もが心から納得できる結果が浮かび上がってきたのであります。

【飲みに行きたい先輩&上司は「親しみやすい」「仕事ができる」「頼りがいがある」】

まずは「一緒に飲みに行きたい!」と思う会社の先輩や上司の特徴からまいりましょう。気になる総合トップ3はこちら☆

1位 「親しみやすい人 / 面白い人」(45.8%)
2位 「仕事ができる(実力がある)」(39.5%)
3位 「頼もしい(頼りがい / 包容力がある)人」(36.0%)

ふむふむ、たしかに親しみやすくって面白く、仕事ができて頼もしい先輩や上司なら、「飲み」どころかどこへだってついていきたくなりますよね。参考になる話も聞けそうですし、なにより一緒にいて楽しいから、有意義な時間を過ごすことができそうです。

【飲みたくない先輩&上司の特徴は「偉そう」「飲み方やマナーが悪い」「パワハラ」】

続いて「飲みに行きたくない……」と思う会社の先輩や上司の総合トップ3を紹介します。身に覚えのある管理職のみなさま、どうか現実から目をそらさないでね……!!

1位 「やたら偉そうに接してくる人」(59.3%)
2位 「お酒の飲み方やマナーが悪い人」(57.2%)
3位 「パワハラの傾向がある人」(50.8%)

いや~、これは正直、全部ツライですね。偉そうにされたりマナーが悪かったりしたらお酒が不味くなりそうだし、誰だって飲みに行きたくないですよ、そりゃ。でもきっと社会人なら誰しも、これらすべての状況を1度や2度は経験しているのではないでしょうか。

こういったことでイヤな思いをしたとしても、「飲みニケーション」の一言で済まされてしまうパターンが多いのが現実。上の世代と飲みに行く若者が減る一方でも、仕方がないような気がしますっ。

【20代の生の声も聞いてみた→具合が悪くなりました】

最後に20代の生の声を聞くべく Pouch 編集部女性スタッフに話を聞いてみたところ、興味深く、それでいてなかなかパンチのある回答をもらえたので、紹介しておきますね。

「昔テレビの仕事をしていたのですが、その頃は、ある上司と飲みに行くのがめちゃくちゃ好きでした。会社では怖い上司でしたが、仕事ができて尊敬できる人。お酒や料理が好きで、飲みに行くと自ら、部下のお皿に食事を取り分け、お酒をついでくれて。逆に部下がそういったことをすると、怒るような人でした」

「イヤだったのは、飲むと必ずカラオケに行ってギターを弾き語りする上司(しかもオリジナルソング)。朝まで上司の歌を聴き、そのうえ若いころの上司の写真や、何度も聞いた話をエンドレスで語られる、地獄のような飲み会でした……」

そ、それはツラかったね。つーかオリジナルソングを朝まで、て! 想像しただけで、わたしまで具合が悪くなってきちゃったYO……。

参照元:プレスリリースYouTube
執筆=田端あんじ(c)Pouch

▼蛭子さん&内藤大助さん出演の「管理職必見!『こんな上司は飲みニケーション禁止』WEB動画」も併せてどうぞ☆