お湯を注ぐだけで、手軽に調理できるインスタントスープ。サクッと作れて、小腹を満たせる心強い存在です。

日本でインスタントスープというと、味の種類はもちろんのこと、粉末状のものやフリーズドライ、ペースト状になった生タイプなど、本当にいろいろなものがありますよね。

私が3年暮らしているフランスは、日本以上にスープを飲む習慣があります。そんなフランスの市販のスープは、ジュースのような紙パックに入った液体タイプと、インスタントスープは粉末タイプが一般的です。

インスタントスープは、どうも味や具のバリエーションに乏しい気がしています。量も日本とは違って、家族用の2〜4食分程度が1袋に入っているのが普通で、ひとり用のインスタントスープの選択肢が限られてるんですよね。トホホ……。

【日本のインスタントスープを味わってもらいたい】

先日、そんな私のもとに、日本の実家からフリーズドライのたまごスープが届きました。もちろんひとり用! 作ってみてビックリしました!

お湯を注いだ瞬間、タマゴがふわふわ〜っとかき玉状に広がり、ダシの優しい香りが漂ってきます。口にすると……鶏ガラとこんぶの繊細な味わいがあって美味しい〜っ。

この至福の時間を共有したくなった私。フランス人の私の友人にも、このスープを味わってもらいました。

【フランスのインスタントスープも用意】

「日本のインスタントスープはみそ汁以外初めて」という友人。食べ慣れてるインスタントスープとして、「プレ・バーミセル」も用意しました。

「プレ・バーミセル」は、たまごスープ的な立ち位置の商品で、フランス人に広く親しまれている、アジアンテイストのヌードル入りチキンスープなのです。

【たまごスープの感想は果たして……!?】

「プレ・バーミセルは学生時代にもカフェテリア(食堂)でよく食べたけど、やっぱりインスタントって感じの味がするなあ。

日本のたまごスープは、プレ・バーミセルよりもあっさりしていてフレッシュ。中華料理店の前菜で出てくるスープみたい! みそ汁もそうだけど、日本のインスタントスープっておいしいよね」

おおぉぉ〜〜、なんという好評価。私はお湯を入れただけなのだけど、とっても嬉しくなっちゃいました♪

【日本のお土産にいいかもしれない】

あまりにも好評だったので、海外でも日本のインスタントスープがいろんな人に喜んでもらえそうな予感がしています。

バリエーション豊富ですし、日持ちもして、軽いのもいいところ! ちょっとかさばるかもしれないけれど……。

今度、日本に帰ったら、色々選んでお土産に持って帰ろっと。みんな喜んでくれるといいなぁ〜。

お湯入れ・撮影・執筆=sweetsholic (c)Pouch