2017年6月13日、タレントでファッションデザイナーとしても活躍している神田うのさんが、自身のブログにBBQパーティーの写真を投稿。

ママ友とその子供たちを集めて行ったというパーティーの様子は、一言で言うならば “ザ・セレブ” 。特に目を引いたのは、テーブルにドドンと鎮座していたドンペリと、超高級ワインの「オーパス・ワン」でした。「オーパス・ワン」の価格は、ヴィンテージにもよりますがだいたい3万円代後半から5万円ほど。

ワイン好きとしては、神田さんのように、普段からオーパス・ワンを飲んでみたいというのが本音です。しかしいかんせん、お財布事情は雲泥の差……。

ってなわけでさっそく探してみました、オーパス・ワンに限りなく近い、コスパ高めの安値赤ワイン

【高級赤ワインの代表格、それがオーパス・ワン】

ドンペリは、泣く子も黙る高級シャンパンとして非常に有名。

一方の「オーパス・ワン」は、アメリカ・カリフォルニア州にあるナパ・ヴァレーで造られている最高級の赤ワインです。あえて収穫量を少なくすることで味を濃厚にしているそう。

なお神田さんのパーティーで飲まれていたのは、当たり年といわれる2012年のものでした。飲み頃は2016年から2040年とされているようなので、まさにドンピシャです。さっすが~!

【もっと安値で、オーパス・ワンに近いワインはないかな~?】

そんな中……Pouch編集部が捜索の末に楽天市場で見つけたのは、オーパス・ワンが造られている畑の “隣” にある畑で造られた、「フランシスカン・オークヴィル・エステート・カベルネ・ソーヴィニヨン・ナパ・ヴァレー 2014」。お値段は税込2862円でした☆ 「オーパス・ワン」の約10分の1のお値段です!

【あのロバート・パーカーさんが4つ星評価してるっ】

2012年じゃなくて2014年ものだけれど、「オーパス・ワンの隣の畑」ってところが本物に限りなく近い(距離的な意味でも)でしょう?

ワイン好きの間では超有名な評論家ロバート・パーカー氏も「フランシスカンのナパ・カベルネが、畑がただ1本の道を隔てているだけのオーパス・ワンの数分の1の価格で売られていることを疑問に思うだろう」と4つ星大絶賛していたらしく、これは期待が持てそうですっ。

【開けたて:果実味とみずみずしさを感じるう!】

開けたての香りはフルーティーでみずみずしい感じ。飲み口は高級ワイン並みにやわらかく、水のように舌へすうっと溶け込むようで、カベルネらしくやや酸味が強め。果実味を感じられ、後味はチェリーの皮のような印象を受けました。

楽天「うきうきワインの玉手箱」サイトに「カシス、熟れたダークチェリー、ブラックベリーの豊かな果実味にモカやタバコ、甘いヴァニラのニュアンス」「プラム、カシスの長く豊かなフィニッシュへ」とあったけれど、まさにカシスやチェリーって感じ!

【アーモンドとチーズをおつまみにしてみました】

フレッシュな味わいに感じられたため、まず始めにあわせてみたのはアーモンド、ゴーダチーズ、そしてカベルネに合うといわれるチェダーチーズ(ホワイトとレッドを用意)。


この中でベストマッチしたのはレッドチェダーチーズでした。交互に口にするのを止められなくなっちゃうくらい、よく合う~!

【30分後:果実味&丸みがアップ】

栓を開けてから30分ほどたつと、ワインの果実味、そしてまろやかさと丸みがアップ

イイ感じに “味がひらいて” きたので、塩気がもっと欲しい……。ってなわけで今度は、生ハムを合わせてみることにしました。ちなみにこの生ハム、カルディコーヒーファームで人気の「生ハム切り落とし」です。

率直に言うと、生ハムとの相性は「まあまあ」。しかしゴーダチーズに巻いていただくと、めちゃくちゃ合う!

ふいに「このワイン、コショウと相性が良さそう」とひらめいたわたしは、生ハムにコショウをかけたものを合わせてみたのですが、こちらも合う~。

おそらくですが、シンプルな塩コショウの味付けの料理ならば、たいがい合うのではないかと! キノコを塩コショウで炒めてバルサミコ酢で仕上げれば、粋なおつまみになるかと思われますっ。

【1時間後:渋みが増す(でもまろやかさは保っている)】

そんなこんなで、抜栓から1時間。ワインは渋みを増してきました。しかしまろやかさはそのままなのが素晴らしい。

「渋みに対抗するべく、もう少しパンチの効いたものを合わせてみたい」と考え頭にパッと浮かんだのは……焼き餃子

もうね、この組み合わせはヤバイです。餃子からあふれ出る肉汁とこのワイン、最っ高に相性がいいっ。そのまま何もつけずに食べるもよし、コショウとお酢をかけていただくのもよしですので、ぜひお試しあれ。

【アメリカ生まれのワインはアメリカの料理BBQにも合う(たぶん)】

検証の結果、今回のワインと相性抜群だったのは、レッドチェダーチーズ焼き餃子でした。あと、コショウね。

塩コショウと肉汁が最高にマッチしていたので、シンプルな味付けのステーキにも合うんじゃないかな~と思いました。あ、それからBBQにも合いそう! なんてったってオーパス・ワンもこのワインも、BBQの本場・アメリカ生まれだしねっ☆

【結論は…「買い」です☆】

この価格でこのレベルなら、わたし的には大満足。「普段は1000円前後のワインを飲んでいるけど、たまにはもう少しいいワインを飲みたいな~」なーんてときに手に取りたくなるワインでした。

ちなみに楽天のレビューで「2007年ものが美味しい」という意見が見受けられたので、運よく出会えたらトライしてみたいと思います! みなさんもぜひ。

参照元:楽天市場 うきうきワインの玉手箱神田うのオフィシャルブログ
撮影・執筆=田端あんじ(c)Pouch

▼今回いただいたワインは、カベルネ・ソーヴィニヨン83%にメルロー10%、マルベック3%、プティ・ヴェルド3%、シラー1%をオーク樽で18ヶ月熟成したものでした