8月9日は、語呂合わせで「ハグ(Hug)の日」。広島県広島市の「89(ハグ)の会」の有志が制定、さかのぼること10年前の2007年、日本記念日協会に認定されました。

ハグとは抱きしめるという意味で、この日は「一緒にいてくれる人、大切な人を、心を込めて抱きしめてみませんか?」と、「89の会」は公式サイトで呼びかけています。

いつもは照れ臭く感じるハグでも、「今日はハグの日だから!」という言い訳があれば、すんなりとできるかも? 大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主人公夫婦も「毎週火曜はハグの日」と決めたことで仲が縮まっていったように感じられたし、心の距離を埋めるのに、ハグは1番効果がありそう~!

【自分で自分を抱きしめるのも◎】

「抱きしめる」と聞くと、もしかすると相手を “恋人” と想定してしまう人もいるかもしれません。

ですが、もちろんそうとは限らず、家族や友人のこともハグしていいし、もしも相手がいなければ自分自身をハグしてあげるのもおススメ。実際に抱きしめられたときに得られる幸福感と安心感は言うまでもありませんが、セルフハグでも似たような効果を感じることができると思うんですよ。いや、マジで。

【わたしにとっては毎日が「ハグの日」】

わたしにとってハグは、日常の挨拶。20歳くらいから30代半ばである現在までずーっと、大切な人や友人たちには「ハグで挨拶してハグで別れる」というのを実行しています。習慣化してしまっているので、無意識にやってしまうんですよね。

互いに抱き合うことで生まれるのは、親愛の情。両親に対して行うと「ああこんなに小さかったのか……」と感慨深くなって、もっと大切にしようという思いも自然と湧いてくるんです。

【思い切ってハグしてみよう】

8月9日は、長崎に原爆が投下された日でもあります。

今目の前にいる人との出会い、存在のありがたさに感謝して、愛をこめて思いっきりハグしてみてはいかがでしょうか。

参照元:ハグの会ひろしま一般社団法人 日本記念日協会
画像:Rocketnews24.com
執筆=田端あんじ (c)Pouch