みんな大好きシルバニアファミリーを、ちょっぴりブラックにアレンジ。 “毒っ気” 多めな作品「大人のシルバニア」シリーズを日々ツイッターで公開している「おはなしのくに」さん。

ある日は、『ピーターラビット』に出てくる「ウサギのお父さんがパイにされる」シーンをフィーチャー。

「テメェ簡単にシルバニアファミリー抜けられると思うなよ?」

そんな物騒なセリフを言いながら、銃を片手に持ったお母さんうさぎが子うさぎのクビをしめるシーンを。また別の日には北野武監督作品『アウトレイジ』に出てくる歯医者のシーンを再現したりと、バイオレンスな要素が満載なんですよね。

【こんなに攻めてていいのでしょうか】

小説や映画をテーマにしているものもあれば、アキラ100%さんといった旬のお笑い芸人、さらには時事ネタも作品のテーマとして取り上げておりまして、その内容は「攻めてる」の一言に尽きます。

【こんな村、行きたくないよ…】

みんなでピストルをかまえたり、村に独裁政治をしくウサギの軍人が選挙で「ちゃんと“ウサギ”って書いた?」とリスを脅していたり、ただただ恐怖。

「動物たちが仲良く暮らす平和な村」のはずなのに、だんだん「因習のある不気味な村」みたいに見えてくるから不思議です。もしくは「村と見せかけて、実は闇の組織」的な……。

ファミリーはファミリーでも、一般的に言うファミリーとは異なった意味合いを持っているように思えてくるのは、わたしだけなのでしょうか。

【1度魅力にハマると抜け出せませんっ】

「たのしい」要素は、ほぼ皆無。ビジュアルは思いっきりファンシーなのに、やっていることは完全にアウトロー。その激しいギャップにクラクラしてしまう「大人のシルバニア」シリーズは、1度ハマるとクセになります。

内容が内容だけにひやっとしたりドキッとしたりすることが多々なのですが、同時にぷぷっと笑えてしまうのは、シルバニアファミリーが持つ可愛さとのどかさゆえなのかもしれませんね!?

参照元:Twitter @kasekihamaguri
Photo:おはなしのくに, used with permission.
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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