本日9月19日は「名字(苗字)の日」。1870年のこの日、戸籍整理のため、太政官布告により平民も名字を名乗ることが許されたのだそうです。

ただしみんななかなか名字を名乗ろうとしなかったらしく、1875年2月13日に全ての国民が姓を名乗ることが義務づけられたという歴史があるのだとか……。

「名字の日」にお送りするのは、ウェブサイト「名字由来net」にて発表された「2017年上半期にもっとも検索された名字ランキング」です。

【1位からさっそく読めない…】

トップ10にランクインした名字のラインナップは、よく見知ったものから全く読めないものまでさまざま。特に1位を獲得した名字の珍しさは群を抜いていて、多くの人が検索してしまった気持ちもよ~くわかります。

それではさっそくまいりましょう。検索された名字ランキングのトップ10は、こちら☆

1位 八月一日(ほずみ、はっさく、やぶみ、ほづみ)
2位 佐藤(さとう etc)
3位 鈴木(すずき etc)
4位 勘解由小路(かでのこうじ)
5位 田中(たなか etc)
6位 一番合戦(いちまかせ、いちばんがせ、いちばんかせ etc)
7位 神(かみ、かなえ、じん、しん etc)
8位 小鳥遊(たかなし)
9位 筒香(つつごう)
10位 籠池(かごいけ)

【10位には世間を騒がせたアノ人がランクイン】

佐藤さんや鈴木さん、田中さんは、名字において超メジャー。読めない人は皆無といっても過言ではなさそうですし、10位の籠池さんも、2017年に世間を騒がせていた方の名字なので納得のランクインです。

しかしそのほかの名字は、どれもこれも全く読めない! 7位の「神(かみ)」さんと9位の「筒香(つつごう)」さんだけはなんとな~く読み方の予想がつくけれど、それ以外は絶対の絶対に無理~~~!!

【「小鳥遊」と書いて「たかなし」と読むのか!】

「八月一日(ほずみ)」さんも「勘解由小路(かでのこうじ)」さんも「一番合戦(いちまかせ)」さんもかなり珍しいと思うのですが、個人的に意外性を感じたのは8位の「小鳥遊(たかなし)」さんでした。

よく見知った「たかなし」さんの漢字は「高梨」。そのためまさか「小鳥遊=たかなし」だとは想像だにできなかったよ~!

参照元:今日は何の日名字由来net
執筆=田端あんじ (c)Pouch