1984年公開の劇場版アニメ『風の谷のナウシカ』から約35年。ついに実写版『風の谷のナウシカ』の予告動画がYouTubeに……!?

実はこれ、とんでもなくクオリティーが高い完全自主制作映画。アニメで観た光景が本当に存在しているみたいで、胸がいっぱいになるんです……!

【完成したら無料で公開するらしい!】

実写版ナウシカ『風の姫(WIND PRINCESS)』は、友人関係にあるブラジルの有志たちが集まって、宮崎駿監督へのオマージュとして制作している短編映画です。すでに4年もの月日を費やしているのだそう。

2019年5月2日に公開された予告動画は、1カ月間の再生回数が160万回超と、世界中から注目を浴びています。

完成した暁には、宮崎監督とスタジオジブリのチーム全員に敬意を払うべく、無料でオンライン公開されるそうですよ!

【ジブリ愛が深すぎるよ…】

『風の姫』の監督を務めているのは映像作家のクリス・テックス(Chris Tex)さんで、インスタグラムなどのSNSで撮影の裏側を公開中。

また予告動画の後半にも、ロケのためにわざわざ砂漠へ出向いたり、サンパウロのスタジオでグリーンバックの撮影を行ったりする様子が映し出されています。

ジブリへの愛と情熱だけでここまでしているのかと思うと、感動で目頭が熱くなる~っ!

主人公ナウシカ役の女優さんもイメージにピッタリで、凛とした力強い眼差しに、心奪われてしまいます。

【衣装や小道具を日本で見られるかも!?】

制作チームの最終的な夢は、『風の姫』で使用した衣装や小道具を、東京・三鷹市にあるジブリ美術館に寄付すること。

宮崎監督への感謝と、彼の作品がブラジルのアーティストやファンに多大な影響を与えてきた証を残したい、という思いがあるのだそう。

『風の姫』の制作は編集作業の段階に入っており、完成に向けて協力してくれるパートナーを募集中とのこと。1日も早く、全編を観てみたいものですね!

参照元:YouTubeInstagram @chris_tex
執筆:田端あんじ (c)Pouch

▼王蟲が生きているみたい…!