「最新シネマ批評」の記事まとめ (4ページ目)

【本音レビュー】映画『メン・イン・ブラック インターナショナル』は今までの『MIB』ユーモアが物足りない…!

【最新公開シネマ批評】
映画ライター斎藤香が現在公開中の映画のなかから、オススメ作品をひとつ厳選して、ネタバレありの本音レビューをします。

今回ピックアップするのは『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(2019年6月14日より公開)です。『メン・イン・ブラック』(以下『MIB』)といえば、トミー・リー・ジョーンズとウィル・スミス共演のSFコメディアクション映画として有名。ウィル・スミスは『MIB』でスターになったようなもんですからね!

その二人から『MIB』を受け継いだのは『マイティ・ソー』シリーズのクリス・ヘムズワースと『マイティ・ソー バトルロイヤル』のテッサ・トンプソン。本作を公開初日に劇場で観てきました! では物語から。

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【ネタバレあり】映画『貞子』を本音レビュー! 前半の火災現場の心霊動画がとにかく怖いけど後半は…

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映画ライター斎藤香が現在公開中の映画のなかから、オススメ作品をひとつ厳選して、
ネタバレありの本音レビューをします。

今回ピックアップするのは映画『貞子』(2019年5月24日公開)です。日本一怖い怨霊として存在する貞子を生んだホラー映画『リング』の中田秀夫監督が、シリーズの最新作として新たな恐怖を演出したのが『貞子』。あの名作『リング』を超えるか? 公開初日に見に行きました! では物語から。

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映画『コンフィデンスマンJP』は壮大な詐欺テクニックがスゴイ! 最後のどんでん返しが痛快です

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映画ライター斎藤香が現在公開中の映画のなかから、オススメ作品をひとつ厳選して、ネタバレありの本音レビューをします。

今回ピックアップするのは映画『コンフィデンスマンJP』(2019年5月17日公開)です。フジテレビの月9ドラマとして人気を博した信用詐欺師(コンフィデンスマン)のトリオを主人公にしたコメディドラマの映画化。本作はドラマよりも詐欺のレベルがスケールアップしており、めっちゃ楽しいですよ! では物語から。

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世界を泣かせた天才子役・寺田心くんの演技に注目!『ばあばは、だいじょうぶ』は心あたたまるストーリーです

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今回は映画『ばあばは、だいじょうぶ』(2019年5月10日公開)です。

ブックオフのCMが超話題の寺田心くんは、本作でミラノ国際映画祭最優秀主演男優賞を受賞しました! 原作は同名の絵本。おばあちゃんの認知症を孫目線で描き、寺田心が本領発揮の名演を見せる感動作です。

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映画『名探偵ピカチュウ』を本音レビュー! 超可愛いピカチュウがおっさん声で芸人レベルのマシンガントークを繰り広げます

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今回ピックアップするのは話題作『名探偵ピカチュウ』(2019年5月3日公開)です。世界的に人気の「ポケットモンスター」ですが、なんとピカチュウがハリウッドで実写映画化されたのです。しかし、予告編を見てビックリ。ピカチュウの声がオッサンなんですけど!

私はこの声に衝撃を受けたのですが、この映画の元になったゲーム「名探偵ピカチュウ」に出てくるピカチュウはオッサンという設定なんだとか。アニメ「ポケットモンスター」シリーズでいつもサトシと一緒に行動するピカチュウとは違うんですって。

……というわけで物語から。

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【本音レビュー】ピエール瀧出演『麻雀放浪記2020』は斎藤工主演でベッキー、舛添要一などが出演! 撮影はiPhone8など攻めた映画でした

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今回ピックアップするのは映画『麻雀放浪記2020』です。本作はピエール瀧が出演している作品ですが、配給の東映は協議を重ねた結果、ピエール瀧の出演シーンをカットすることなく劇場公開に踏み切りました。(公式サイト参照)。賛否両論あるかもしれませんが、個人的には作品に罪はないのでこの決断は良かったと思います。

本作は阿佐田哲也の原作小説をベースに大胆に脚色した新時代の「麻雀放浪記」です。では物語から。

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猫写真家・岩合さんの監督デビュー作『ねことじいちゃん』は全シーンに猫が出てくる! 猫好き必見の癒し映画です!

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今回ピックアップするのは世界的な動物写真家・岩合光昭さんが初監督した映画『ねことじいちゃん』(2019年2月22日公開)です。

原作はねこまきさんの同名漫画。本作はおじいちゃんとおばあちゃんたちの悲喜こもごもの日々を四季を通して描いた映画ですが同時に、全シーンに猫が登場する猫好き大興奮の猫映画でもあるのです。では物語からいってみましょう。

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【本音レビュー】映画『十二人の死にたい子どもたち』は、集団自殺を望む若者たちの物語 / だけど肝心の死にたい理由にモヤモヤ…

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今回ピックアップするのは、冲方丁(うぶかたとう)の同名著作を堤幸彦監督が映画化した『十二人の死にたい子どもたち』(2019年1月25日公開)です。集団安楽死をするために集まった若者たちの「なぜ死にたいのか」という謎と13人目の死の謎を密室で解き明かしていく青春ミステリーです。まずは物語から。

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【本音レビュー】主演を務める博多華丸の演技力に感動! 映画『めんたいぴりり』は辛子明太子「ふくや」創業者の物語です

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今回ピックアップするのはお笑いコンビ、博多華丸・大吉の華丸さんが主演している映画『めんたいぴりり』(2019年1月18日公開)です。本作は、辛子明太子の製造・販売を日本で初めて手掛けた博多の「ふくや」創業者・川原俊夫さんの実話をベースにした物語。

2013年にローカルドラマとして放送されていたものが、さまざまな放送賞を受賞し、舞台化もするなど異例のヒットに。華丸さんは舞台、テレビドラマに続いて主演をつとめていますが、映画でも最初っから飛ばす飛ばす!ハイテンションの演技がすごいんです。では物語から。

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日本中の霊媒師が集合する!? 話題作『来る』は人気俳優がゲスを演じる心理ホラーの怪作 / 松たか子の怪演にもご注目

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今回ピックアップする映画は『告白』の中島哲也監督のホラー映画『来る』(2018年12月7日公開)です。原作は第22回日本ホラー小説大賞受賞作『ぼぎわんが、来る』(澤村伊智・著/角川ホラー文庫刊)。この原作を中島ワールドに染め上げています。

しかし、怖さやサスペンスがありつつも、ちょっとクスっと笑えるところもあるという、ホラーだけではないエンタメ作品です。では物語からいってみましょう。

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話題作『くるみ割り人形と秘密の王国』はキラキラな映像美で勝負する、飛び出す絵本のようなディズニー映画です!

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今回ピックアップするのはディズニー映画『くるみ割り人形と秘密の王国』(2018年11月30日公開)です。童話「くるみ割り人形」の映画化作品で、ヒロインの冒険譚を美麗な映像とチャイコフスキーの名曲の数々でお贈りします!

若干ツッコミどころはありますが、クリスマスシーズンにピッタリの映画です。では物語からいってみましょう。

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亡くなった夫がずっとそばにいたら…? 話題作『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』の幽霊の切ない愛に涙

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今回ピックアップするのは映画『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』(2018年11月17日公開)です。

こちらは公開前からネットで話題になっていた作品です。インディーズ映画ながら、2017年全米でも各映画賞を席巻した本作、シーツをかぶったゴーストの画像を見たときは、コメディで珍作枠だと思っていたんですが、実は「死後の世界」を描いた切ない作品なんですよ~。では物語から。

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伝説のバンド・クイーンの軌跡をたどる『ボヘミアン・ラプソディ』/ 孤独な天才フレディの生き様と名曲のライブシーンに胸が熱くなります

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今回ピックアップするのは、伝説のロックバンド、クイーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーの生き様を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年11月9日公開)です。1970~80年代にピークを迎えたバンドなので、読者にとっては、昔のバンドというイメージがあるかもしれませんが、クイーンの楽曲は映画、ドラマ、CMなどで使用されているので、聞けば「知ってる!」という人は多いはず。

このバンドのボーカリストのフレディがまたスゴイ人だったんですよ。知的で芸術肌で大胆で破天荒な天才ボーカリスト! 見た目のインパクトもすごいけど才能もすごかった!では、物語からいってみましょう!

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映画『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』はシリーズいちばんの傑作! ベラーズのハーモニーは、やっぱり最高です

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今回ピックアップするのは、女子アカペラグループの青春を描く人気シリーズの最終章『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』(2018年10月19日公開)です。

第1作目で大学生だった女子アカペラ部「ベラーズ」のメンバーは、みんな社会人になりましたが、本作で再結成、いえ~い! というわけで、女子パワー炸裂の本作を試写で鑑賞しました。やっぱり楽しかった! シリーズ3作の中で本作がいちばん好きかも! では物語からいってみましょう。

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【本音レビュー】土屋太鳳と芳根京子は “優等生女優” の殻を破れたか? 映画『累 -かさね-』は才能と美を奪い合う女同士の愛憎劇です

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今回ピックアップするのは土屋太鳳と芳根京子が共演する『累 -かさね-』(2018年9月7日公開)。キスをすると相手の顔と入れ替わる不思議な口紅を利用して、自分のコンプレックスを払拭し、完璧になろうとする女ふたりの愛憎劇で、松浦だるまの同名漫画の実写映画化です。

NHK連続テレビ小説のヒロインを演じたこともある2人が、朝ドラ出身の優等生女優の殻を破る大熱演と話題なので、さっそく公開日初日に見てきました! では物語から。

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【本音レビュー】話題作『銀魂2』は危険すぎるパロディー演出やイケメン俳優の制服姿など見所盛りだくさん! ギャグもアクションも演技も全力の作品でした

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今回ピックアップするのは『銀魂2 掟は破るためにこそある』(2018年8月17日公開)です。こちら公開初日に映画館で鑑賞して来ました!

本作は、空知英秋の同名原作の中から「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」を合体させたもの。原作は未読で、前作の『銀魂』は見ているというハンパな私ですが「原作を知らない人でも楽しめるかどうか」の視点で本音レビューしたいと思います。では物語から。

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映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を4DXと2Dで見比べてみた! 4DXなら恐竜の足音や追いかけられる臨場感を体験できます

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映画ライター斎藤香が現在公開中の映画のなかから、オススメ作品をひとつ厳選して、ネタバレありの本音レビューをします。

今回ピックアップするのは絶賛公開中の映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018年7月13日公開)です。公開4日間で、動員145万3,273人、興収21億677万円。前作は公開7日目で達成した20億円突破を、この連休で突破するという快挙を成し遂げ、まさに恐竜の如く他者を寄せ付けない圧倒的強さを見せつけました!!!

そんな話題の『ジュラシック・ワールド/炎の王国』。今回は2Dと4DXの両方で鑑賞して見比べてきました! どれくらいの差があるのでしょうか? ではまず物語から。

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綾野剛や北川景子が腹踊りしてサルと戦う!? 狂気の世界『パンク侍、斬られて候』は、スター俳優たちの振り切った怪演が見どころです

今回ピックアップするのは綾野剛主演のアクション時代劇『パンク侍、斬られて候』(2018年6月30日公開)です。町田康の同名小説の映画化作品で、脚本を宮藤官九郎、鬼才・石井岳龍が監督をつとめています。

正直、「こういう映画です」と説明するのが難しいほど個性が強い作品。しかし出演者の豪華さと、他作品では見れない激しすぎる演技は見ものです! まずは物語からいきましょう。

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長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生が巨大な悪と戦う! 映画『空飛ぶタイヤ』は、女子歓喜のイケメンを愛でる映画なのです!

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映画ライター斎藤香が現在公開中の映画のなかから、オススメ作品をひとつ厳選して、レビューをします。

今回ピックアップするのは、池井戸潤のベストセラー小説の映画化『空飛ぶタイヤ』(2018年6月15日公開)です。累計170万部を突破した小説の映画化で、主演はTOKIOの長瀬智也。そして脇を固めるのはディーン・フジオカ、高橋一生、という泣く子も黙るイケメン俳優陣です! 目にも嬉しい出演陣ですが、内容もわかりやすくて女性でもスッと映画の世界に入ってしまいます。では物語から。

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【カンヌ最高賞】映画『万引き家族』は自分の中の “正義” が揺さぶられる傑作 / 社会に見捨てられた家族の生き様に胸がエグられます【最新シネマ批評】

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映画ライター斎藤香が現在公開中の映画のなかから、オススメ作品をひとつ厳選して、レビューをします。

今回ピックアップするのは第71回カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)を受賞した是枝裕和監督の最新作『万引き家族』(2018年6月8日公開)です。受賞のニュースが日本全国を駆け巡り、多くのメディアで紹介されていたので、ご存じの人も多いでしょう。
なぜこの作品は受賞したのか? どうして万引き家族なのか? そんな疑問を持ったまま上映がスタートしたのですが、あっという間に世界観に引き込まれ、切なくも素晴らしい作品だったのです。では物語から。

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