「女性のバストは大きい方が好ましい」という世の中の風潮は、胸にボリュームのない女性にとってはやや辛い現実。気にすることないと思っていても、色んな意味で、ときに豊満な胸が羨ましく思えてしまうこともあるのです。

とはいえ、シリコンを入れたり脂肪吸引をするのは、なんだか怖いし抵抗もある。もっと手軽に胸を大きくしたり形を良くする方法はないかしら。こんな悩みを抱えている女性は実は多いのではないでしょうか。

プチ整形気分で、お手軽にバストアップができたら良いのに! そんな夢のような話は妄想にすぎないと思っていたら、本当にあるというのです。実は、密かに胸が小さいことを気にしていた記者。心の隅っこに抵抗を感じながらも簡単にできるという言葉を信じ、断腸の思いで施術に挑戦することにしました。

バストアップ施術を行ってくださるのは「湘南美容外科クリニック」総括副院長の松岡孝明医師。まだ33歳という若さながら、これまでになんと2,500人以上の豊胸を担当。日本ではほかに類を見ない多さなのだとか。

松岡医師のお話によると、今回記者が行う豊胸施術はなんでも血液を遠心分離機にかけて作り出す「PPPジェル」を使用したもので、12年ほど前からドイツなどで始まり、すでに海外ではメジャーになっているそうです。日本ではこれまで主に顔のシワトリなどに使用されているのだそう。

「湘南美容外科」では、「PPPジェル」による豊胸術、その名も「献血豊胸」を、今年9月より松岡医師の手腕により本格開始。開始後、まだ1ヵ月半しか経っていないのにすでに50人以上が施術を受けたとか。さらに1ヵ月先まで予約で一杯という人気の高さというから驚きです。また、ジェルを生成するのに看護師が付きっきりで管理しなくてはならないため、今のところ1日3人までが受け入れ限度とのこと。

施術自体は簡単でリスクも少ないけれど、ジェルは時間も手間もかけて作るという。さすが、しっかりしてます。所要時間2~3時間程度という気軽さは、大胆な整形よりもプチ整形を好む日本人の気質と相性バッチリとのこと。今後さらに人気が出そうな予感。

さて、気になるのはこの豊胸によるメリット。まず、自分の血液を使用するので、シリコンや脂肪注入よりも拒絶反応などのリスクが少なく、より自然な仕上がりが期待できるそうです。また、血液採取や待ち時間、注入など合わせて2~3時間ほどですべての工程が終わるのだとか。これはまさにプチ整形気分でできそうです!

 
ちなみにジェルの量ですが、1カップのバストアップには血液約200CCが必要とのこと。なので、一回にできるバストアップは安全な範囲内で採血できるという最大2カップまで。つまり、2カップのバストアップをする場合、400CCもの血液が必要になるのです。もっと大きくしたい場合は、血液量が十分に回復される1ヵ月後に施術可能だそうな。

では、もっと気になるデメリットは? 残念ながら、この施術では脂肪吸引同様、未来永劫バストアップが続くというわけではないようです。半年~2年半ほどで注入したジェルは身体に代謝されて元に戻るとのこと。なので、持続したい場合は注入を定期的に続ける必要があります。

なぁんだ……と、がっかりしたみなさま、そんなに落ち込まずに! なんでも、すべてなくなるというわけではなく、ジェルが入っていた空間を身体が自然に埋めようとするので自然再生することもあるとか。なので元の大きさよりもサイズアップが見込めるかもしれないというのです。

自然再生。記者はここに渾身の願いをかけて、自ら未知の体験をすることにしました。さて、ここから非常にドラマチックな時間が始まるのですが、続きは後編にて。

※「後編」ただ今公開中!
(文責/ Pouch編集部)

【取材協力】
湘南美容外科 総括副院長 松岡孝明 医師
SBC技術指導認定医
慶應義塾大学医学部卒業後、慶應義塾大学病院麻酔科を経て湘南美容外科クリニックに勤務。豊胸に関して高い専門性を持ち、その症例数は2500例以上。

【松岡医師のコメント】
初めて美容外科に来院される患者様はみなさん緊張されています。やはり、病院って怖いイメージありますよね。健康な方が手術をするってとても勇気のいる事だと思います。ですが、ほんの少しの勇気があなたを確実に綺麗にします。それを可能にするのが美容医療です。

※湘南美容外科クリニック PPPジェル「献血豊胸」 http://www.s-b-c.net/pppgel/index.html