[the. 外国すまひ] は、海外生活をする日本人が、日々の生活の中で何気なく感じた文化の違いをご紹介するコーナー。本日はアメリカ在住の主婦による、アメリカの「商売戦略」について。

先月末は感謝祭後の大セール、Black FridayとCyber Mondayがあったばかりのアメリカ。と思えば今月末にはいよいよクリスマスも迫ってきて、アメリカでは買い物ずくしのシーズン到来。そんなアメリカでのお客様の心を掴む宣伝方法とは?

アメリカでは買い物に行くとお会計の際、自宅の電話番号やEメールアドレスを聞かれることがあります。なんだろう? と思っているとこれは宣伝のため。「20%OFFクーポン」や「$10分の金券」なんかが郵便やメールで届くのです。日本では基本的にセールは各シーズンの終わりに行われますが、こちらではしょっちゅうこのような宣伝があるんです。

よくあるのは「Buy 1 Get 1 Free」というもの。例えば、決められた棚の中から商品をひとつ購入すると、そのほかにもうひとつ商品を無料でゲット出来るという仕組み。つまり、ひとつ分の値段でふたつの商品がゲットできちゃうんです。それに良く似たのが「Buy 1 Get 1 50% Off」。これはアパレル系のお店でよくあり、例えば、ジーンズ1本購入すると2本目は半額。そのほかにもセールの時期に買い物に行くと、お会計後にまた別のクーポンや金券がもらえたりすることもあります。

アメリカの企業はこのようなお客様収集方法に長けているなと感じさせられます。なんといっても宣伝方法が上手いですよね。お得な情報を見るとついつい手が伸びてしまいますし、1度セールに行っても、次回使えるクーポンや金券がもらえるおかげで「せっかくだから使わなきゃ」とこちらの消費欲を煽るのです。ホームページからコードを入力して使えるクーポンもあるので、わざわざお店に出向く必要がないときもあります。

日本でも年末年始のセール時期だと思いますが、日米共にお金の使い過ぎにはくれぐれも注意したいところですね。
(在米特派員/ モーガン彩・文責/ 雨傘)

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