中国のレストラン経営者と料理人が、「刀削麺ロボット」を開発しました。すでに特許を取得し、現在は北京市内の会社と製品化の話が進んでいるそう。早ければ、5月にも一般発売がスタートする見込みだとか。

刀削麺とは中国山西省生まれの麺の一種。生地の塊を手に持って鍋の前に立ち、それを包丁で麺状に削り落しながらゆであげます。17日付けの英ニュースサイト「orange」によると、話題になっているロボット「シェフ・ツイ」はCui Runquanさん(35)の発明品。

河北省の塩源県東莞村にあるレストランで働くCuiさんは、勤務中にこのアイデアを思い付きました。「毎日、熱湯が煮えたぎる鍋のそばで麺を削ってゆでている。もし、それを代わりにやってくれるロボットがいたらどんなに素晴らしいだろうと思った」と話します。

そして3体のロボットを試作後、ついに「シェフ・ツイ」を完成させたのです。自動車のフロントガラスのワイパーと同じ仕組みを利用し、上下に動きながら削ることが可能。最も良いデザインの包丁を持たせて、人間の料理人と同じ位置で動作できるようにしました。

Cuiさんは「いつか、すべての人に私のロボットが作った刀削麺を食べて欲しい」と抱負を語っています。暑くて、湿度の高い場所での仕事に疲れきっていた料理人も、Cuiさんの発明のお陰で楽ちんに。ですが、あまりにも「シェフ・ツイ」のようなロボットが活躍しすぎると料理人たちの出番がなくなってしまうのでは……?

(文:うさぎ)

参照元:Web.orange.co.uk(http://bit.ly/frT0Tx