東日本大震災の被災者を招いて徹底討論する様子が収録された、11日午後7時放送予定の「ビートたけしのTVタックル春の3時間SP」(テレビ朝日系)。この収録でタレントのビートたけしさんが原発事故について持論を展開したことをサンケイスポーツが伝えています。

この発言は、1996年発売の著書「落選確実選挙演説」でも提唱されていた「東京湾に原発作れ」に基づくもの。同誌によると、たけしさんは「福島原発の電力を首都圏が利用しているのに、原発のリスクを地方の県や人に押しつけるのはおかしい。東京湾に作って、東京の人がそれで生活したら、何も文句は出ないはず。都心は地盤が悪いとか言うけど、地震が来ればどこも同じだよ」と話しているそうです。

現実を考えると人によっては少し極端な意見だと捉えられそうですが、ご尤も。このニュースを受けたネットユーザーの反応を、いくつか引用してご紹介します。(※これらはすべての県民や国民の意見ではなく、ひとつの意見として参考までに引用するものです)

「当然だよ (関東・甲信越)」「首都機能は分散させた方がいいのでは(兵庫県)」「別にいいと思うけどな(神奈川県)」「クリーンで安全だから大丈夫(長崎県)」「東京湾にとは言わないがせめて関東圏に作れよとは思う(西日本)」「東京ってそんな地盤悪いの? そんな場所に首都ある方がすでにヤバイと思うんだけど 福島が安全だってんなら、福島を首都にすりゃいいじゃん (長屋)」「安全なんだから問題ないな。東京都に作るべき。なんで作らないの?(埼玉県)」

(以上 2ちゃんねる「たけし「東京湾に原発作れ」」より)

東電や国の政策に対する鬱憤が重なり、首都圏に原発を作ることに概ね賛成といった風の意見が目立ちます。中には首都圏に原発を作ることで安全性がいっそう強化されるはずだ、という意見も。

しかし今回のような問題に発展した以上、原発を建てるのが前提となったこれらの意見は本末転倒な気がしないでもありません。とはいえ、電気は生活になくてはならない重要なライフライン。問題の収束と安全の強化がされたところで、地元住民の気持ちを思えば再始動は簡単なことではないはずです。一刻も早く、原発に頼らない発電対策構想が切望されています。

(文:ricaco)

参照元:sanspo.com(http://bit.ly/hIVAfU