8月4日放送TBS系「ひみつの嵐ちゃん」。VIPリムジンのゲストに、女子高生のカリスマと呼ばれている、モデルで女優の桐谷美鈴を迎えて、夏にぴったりのデートを楽しんだ。

か細い体のわりに、代謝が悪くて汗を全くかかないという桐谷。そんな彼女のために立ちあがったのが、今回のホスト役をつとめる二宮和也と松本潤だ。たっぷり汗をかいてもらうべく、流行りのエクササイズや激辛料理などを次々と体験した3人であったが、途中激辛料理のあまりの辛さに、二宮と桐谷は番組を忘れてむっつりと黙り込んでしまったのである。

「私、汗全然かかなくて、トイレにもあまり行きません。体が水分を欲さないんです」という桐谷の告白から始まった、今回のVIPリムジン。代謝が悪いあまり、むくみがひどいという桐谷に、「健康的に汗をかいてもらおう!」ということで、3人が向かったのは都内にある激辛スープカレーの店。

お店に来る前に、流行りのエクササイズ「ズンバ」を1時間あまり踊って、すでにたっぷり汗をかいている3人。しかし今回は「汗をかこう!」がテーマというわけで、容赦なく激辛カレーが皆を襲う。ただし今回は、映画のPRで忙しい桐谷と、コンサートを控えている嵐2人の体調を考慮して、超がつくほどの激辛カレーはキャンセル。ある程度辛い、というくらいのカレーの完食に挑戦することになった。

しかし激辛でないカレーは、ただのおいしいカレーである。「ズンバ」でお腹がすいていたのか、普通にもくもくと食べる3人。そんな3人を目にした番組スタッフは「これでは番組の主旨に反してしまう!」と大慌て。急遽カレーに入っている、「ピッキーヌ」という激辛トウガラシを食べなければいけないというルールを設けたのである。

実はこの「ピッキーヌ」、普通のトウガラシの20倍の辛さを持つ、とんでもない食べ物。一体どこが「体調を考慮」しているというのだろう。腹をくくった二宮と松本はどうにか「ピッキーヌ」を口に運ぶも、想像以上の辛さに悶絶、汗はとめどなく流れ、顔色はもはや青いくらいである。

一方桐谷はというと、そんな2人の様子を見てやる気をなくしてしまったらしく、食べようとすらしない。二宮も、ひとくち食べただけですっかりノックアウトされてしまったようで、真っ青な顔のままひとことも発さない。この2人だけを映し続けていたらおそらく放送事故になるのでは、というほどテンションはガタ落ちで、空気までどうしようもないほどどんよりとしてしまったのである。

そんな空気を払拭したのが、男・松本であった。辛いのが苦手だというのに、なんとか意地だけで「ピッキーヌ」を完食したのである。しかしそれでもまだ、二宮と桐谷はむっつり状態のまま。スタッフが根負けして、とうとう「もう食べなくていいよ」と切り出すまで、重苦しい空気が変わることはなかったのだ。

いつもはいち早く空気を読み、俊敏に対応することのできる二宮がこんなふうになってしまうとは、よほどの辛さだったのであろう。できないことを責めることはできない。だが、かわいそうなのは無理して完食した松本だ。

なんだか最近、松本はいつもこういう役回りを引き受けているような気がする。次の放送こそは無理をさせないでほしい。松本の健気な姿を見ていると、そう願わずにはいられなくなってしまうのである。

(文=田端あんじ)