「最近どう? 彼氏とかできた?」女子の先輩からの質問に、奈沙さん(仮名・26)は苦笑して答えた。「できてないですねー。わりと出会いは多いんですけど、なかなか」出会いがなくて、そもそも男子との接点すらないという女子と比べて、奈沙さんは仕事柄1ヶ月に4〜5人ほど新規の出会いがあり、土日は常に活動しているというくらいに一般的なリア充でもある。

それなのにどうして彼氏ができないのだろうか。彼氏はこれまで数人いて、特に問題はなさそうに見える。しかし先輩から「奈沙ちゃんはアレだよ。間に合ってる系女子なんだって! 彼氏は間に合ってます系オーラが漂ってるの」え、何それ? そんな奈沙さんのような「間に合ってる系」女子にありがちな項目をまとめてみよう。

1、スケジュールが1ヶ月先までFIXしている
土日の予定が1ヶ月先まで決まっているパターン。そういう人と遊ぶ場合は、1ヶ月前に言わないといけないというふうに、他人から見るとハードル高め。いざごはんを食べようと誘いが来ても「来週? いいよ、空いてる」とすんなりいくことはなく「来月中旬なら大丈夫!」と返されると、男子的には「何でそんなに忙しいの…」となってしまうもの。

2、平日は仕事のみ
1と関係しているが、平日は夜遅くまで仕事をしていて、終電などで帰ることも普通によくあるというパターン。ベンチャー企業を始めとする、タスク量が尋常ではなく多めな会社にいる女子に見られる傾向。帰って疲れて寝る、または束の間の時間に趣味のことをする、というくらいで平日は飛ぶように過ぎていってしまう。そのため土日にしか予定を立てられず、週末がパンパンになりがち。平日にある新規の出会いや機会を逃している、うら若き女子には酷な現象。「女の幸せって何や…」とたまにぼんやりする働き女子も。

3、打ち込みたいことがある
優先順位に、男よりも先に打ち込みたいこと(趣味など)が来るパターン。たとえ夜2時間空いていたとしても、突発的な誘いにはのらず、やりたいことを優先しがち。「ちょっとやることあるから(趣味をする時間=やること)」「予定あるから(趣味をする時間=予定)」と普通に断る。それだけ真剣にやりたいことを徹底的に貫くタイプといえる。こういう女子は恋人がいても、会うのは週1以下で構わないということが多い。

4、気の進まない合コン、デートはしない
諺の中で「時は金なり」が最も共感できるというパターン。3に関連する。つまらない合コンは無意味だとバッサリ切って、それに行くくらいならしたいことに時間をかける方が何倍も良い、と考える。たとえ彼氏不在ステータスのときにデートへ誘われたとしても、その男子が本命かやや本命に近くない限り、応じることはない。「どうでもいい人と過ごす時間はそもそもなくて、したいことはすべて土日に詰めてある」ということがすべてに起因している。

ここまで見てきてお分かりかと思うが、間に合ってる系女子は外から見るとリア充そのもの。本人は単に土日にせっせと色々なところに行き、会いたい人と会って、したいことをして…ということをしているだけなのだが、それが理解されない。「あぁ、充実しているんだな。入る隙がない。誘っても1ヶ月以上先まで予定埋まっているし」と思われて終わってしまう。こうなると、始まるものも始まらない。

間に合ってる系女子に当てはまった皆さん、どうしましょうか? まずは周りに「充実しているけど、間に合ってる系女子ではない」ということをPRして、誤解を解いていく行動が必要。「彼氏は随時募集中」と公言しよう。熱中していることはもちろん継続していくこと。打ち込む何かがある人というのは、何もない人より断然輝いているから。

いつも終電近くまで働いている「働きマン」な、間に合っている系女子へ。たまには平日21時までに、仕事をシャットダウンして帰ってみよう。明日できることは今日やらなくてもイイ、と思えば気は楽になる。たとえ明日がその分キツくなろうとも、1日くらいゆっくり過ごせる夜の時間を作ろう。せめて1〜2週間に1回はそんな日があってもイイじゃない。平日にも用事を入れれば、土日に空きが出て余裕の時間が生まれることにつながる。

スキマ時間を作って心にゆとりを。そのままのあなたでいつつも、ゆっくりする時間を持つこと。シンプルな行動で、間に合ってる系女子からの脱却は始まる。間に合ってる系女子に見られつつ、実際は間に合っていない系女子なあなたは、今が変わるべき時。

(文=sonoko0511
画像:flickr= targe