家事、育児、お仕事など日々の生活に追われ、充実しながらも少しだけお疲れの皆さんへ。

本日は新しい癒しの音、日本ではまだあまりなじみのないハング・ドラムの演奏動画をご紹介します。

たまごの空パックを利用した手作りのワンルーム防音室で、一人の男性がソファーに座っています。ソファーの上と彼の膝には、黒っぽい色をした、たらい程の大きさの、どら焼きのような形をした物が置かれています。どうやらこれらが、ハング・ドラムのようです。

男性がハング・ドラムの表面を指でこすると、フワンフヨンといった柔らかい音色がします。ハング・ドラムは軽く叩くとガムランやスティールパンに似た音が鳴るのですが、直接手で演奏するからでしょうか、甲高い突き抜ける音は全くせずとても優しい音色が鳴り響きます。

さらに手の平を使って強めに叩くとペタペタと平らな音が刻まれ、片方の手で叩きながらもう一方の手で表面を押さえてミュートにすると音色が微妙に曲がります。このように、ハング・ドラムは一台だけでリズム、ベース、それからメインのメロディーを奏でることができるようです。

男性が指や手の平を器用に使い分けて演奏する、音階の違う二台のハング・ドラムからはとても優しく、どこか懐かしいメロディーが流れ、耳を傾けているだけでとても心地よいです。

このハング・ドラムは、スイスのPanArt社が2001年に開発した新しい楽器で、Hang(ベルン方言で「Hand」の意味)Drum、すなわち、手で叩く太鼓という意味です。

音階はドラムごとに決まったものが数種類あり、それほど練習をしなくても叩くだけで魔法のようにすばらしい音が鳴ります。動画の男性のように複数台で演奏をすれば、ひとりでも多様な音楽を作ることが出来ます。また、一般的な打楽器のように特別な台がなくてもこの男性のようにソファーに座りながら演奏することも可能。

そんな美しい音色と手軽さを持つハング・ドラムはヨーロッパを中心にすぐに大人気となり、製品の生産が追いつかなかったPanArt社の公式サイトは閉鎖してしまったほど。動画サイトにはこのハング・ドラムの演奏映像がたくさんあり、その演奏スタイルは同じ楽器と思えないほど演奏者によって違います。あなたのお気に入りのハング・ドラムの音楽を探してみるのもいいかもしれません。

(文=みあざきぱなま)
参照元: videobash.com(http://p.tl/TVFC

▼その見た目からは想像も出来ないほど美しい音色を奏でるハング・ドラム

http://vba.sh/pdUKeL