季節はもう春。生き物たちが活発に動き始めるときが、今年もやってきました。

本日皆様にご紹介するのは、アリやクモ、ゴキブリたちが自ら描いた線画の数々『Biografieシリーズ』。一見単なる落書きのようにみえるこちらの絵は、虫たちが歩いた道程をそのまま記録したという、実に個性的なアート作品です。

作品を描いたBernardo Vercelli氏は、実験的な音楽映像作品で注目を集めている、新進気鋭のアーティストユニットQuiet Ensembleのひとり。彼はおよそ50分間虫たちの動きを観察し記録して、これらの作品を作り上げたのだそうです。

絵を観ていると、虫たちにはそれぞれ、独自の行動パターンがあるということがわかります。例えばクモは、「待ち構えてエサを捕獲する」という特性からか、隅っこばかりを徘徊していますし、ゴキブリは常に忙しなく、四方八方に動きまわっています。

「行動パターン」はときにその人の思考までをも映す、とても興味深いもの。もし私たち人間の行動を同様に記録したとしたら、きっとある一定のパターンがそこにみえてくるはずです。

虫たちの気持ちになれるかもしれない『Biografieシリーズ』、それではたっぷりとお楽しみください。

(文=田端あんじ)

参考元:quietensemble.com( http://goo.gl/vtlp9

▼アリ

▼ゴキブリ

▼クモ その1

▼クモ その2

▼カイコ

▼カメムシ