うら若き女性には一見、縁がなさそうな男性向け週刊誌『週刊アサヒ芸能』。でも、女子が好きそうなグルメ漫画(略してグルマン)が載っているなら話は別。Pouch編集部随一のグルマンハンターである記者としては、チェックしないわけにはいきません!

今回のターゲットはマンガ『めしばな刑事タチバナ』(著:坂戸 佐兵衛、イラスト:旅井 とり/ 徳間書店 )。ストーリーは、城西署の刑事・立花が牛丼や立ち食いそばなどのB級グルメについて、ウンチクや思い入れを熱~く語るというもの。

そんな『めしばな刑事タチバナ』5巻より、なんとも衝撃的な事実を発見してしまいました!

「いなば」よりタイカレーの缶詰が出ているらしい。しかも味はかなり本格的!!

……いなば? いなばってあのツナ缶とかサバ缶とかやきとり缶なんかを出してる、あの「いなば」!? マンガにあった「ローソンストアなどの100円ショップによくある」との情報に基づき、近所の100円ローソンに行ってみると……あるーーーーー!!!!

▼ということで、買って来ました!

『めしばな刑事タチバナ』では「ツナとタイカレー」の“やや辛め”と“レッド”の2種類しか紹介されていませんが、「チキンとタイカレー」も置いてありました。“やや辛め”がグリーンカレー、“レッド”がレッドカレー、“チキン”がイエローカレーと3色展開なのがタイカレー好きにはたまりません!

しかも、缶の表には「本場タイで製造」の文字! おまけにおまけに、グリーンカレーにはこぶみかんの葉、レッドカレーには赤唐辛子、イエローカレーにはゴロゴロチキンが入っているって……いなば食品株式会社、どこまで本気出すんですか!

さて、では実際に食してみましょう。立花が言うには「温めてご飯にかけても常温で酒のつまみにもよし。パンに乗せてもゴキゲンだぞ」とのことなので……

▼これぞ大人の贅沢です。

当然ですが一気に3種作れてしまいました……缶詰あっためただけなのに! 味も超スパイシーで本格的! これ、缶詰クオリティじゃないと思うの……。しかも、かかった費用は105円✕3個でたったの300円程度。これは立花が買い占めたくなる理由もわかります!

美味しいけれど、これだけではあまりにアレなんで、オウチに常備してるものでもう1品作っちゃいましょう!

今度は『めしばな刑事タチバナ』3巻の「第39ばな 世界の即席焼きそば その2」より。袋入りの即席麺に関して「各自調味料をわざと減らしてチリソースをかけたり胡椒やライムを加えたりするんだと。(略)アメリカではけっこうポピュラーな食べ方だそうだ」とのこと。そのアイデア、いただき!

【用意するもの】
袋入りのインスタントラーメン(サッポロ一番でもチャルメラでもなんでもOK)
レモン汁(適当)
ナンプラー(適当)
砂糖(適当)
輪切り唐辛子(適当)
※あればなおよし……パクチー、小ネギ、むきえび

【作り方】
1、インスタントラーメンを表示時間通り茹でてボウルに移す。

2、レモン汁、ナンプラー、砂糖、唐辛子で和える。パクチー、小ネギ、むきえびがあれば、一緒にあえる。以上。

インスタントラーメン付属の粉スープは一切不要、家にある調味料であえてタイ風味付け麺の完成! ちなみに、レモン汁・ナンプラー・砂糖の3つで簡単にタイ料理の味付けができるよ。ナンプラーは家に常備しておいてもいいかも。

▼5分ちょっとで激ウマなタイ風味付け麺が完成♪


家に缶詰とインスタントラーメンを常備しておけば、あっという間に! タイカレー3種とタイ風味付け麺が作れちゃうってどういうことですか! これならいつでもお望みのときにタイ料理パーティーができちゃいます♪ タイ料理好きな方、ぜひぜひ作ってみてくださいね。

(料理、写真、文= 鷺ノ宮やよい)

参考元:徳間書店(http://www.tokuma.jp/

▼激安ズボラなタイ料理でビールで乾杯しよーっ!

▼『めしばな刑事タチバナ 5巻』の該当シーン