みなさんがご存じのとおり、ドラえもんの手は色々な物を掴むことができます。丸いのにね。あれ、子供の頃不思議に思いましたよね~。

そんなドラえもんの手をリアルに再現したような、とっても器用なロボットアームが存在することが判明いたしました。海外サイト『neatorama.com』にある映像を観ると、まん丸いロボットの手が、小さなものから繊細なものまで、なんでもかんでも掴みまくっているのがわかります。

ロボットアームを開発したのは、シカゴ大学やコーネル大学の研究者。それに、勝手に掃除をしてくれるお掃除ロボット『ルンバ』でおなじみの『iRobot』の研究者や、アメリカ国防総省内の研究開発部門『DARPA』の研究者が一同に会した、アメリカの研究チームです。

これまでのロボットは、物を掴むためには、そのための指がなければなりませんでした。そういうロボットを作るためには、形状やサイズに細かくこだわったり、指の動きを管理する難解なソフトウェアが必要。すなわち、何度も段階を踏まなければロボット1台が完成しなかった、というわけ。

しかしこのロボットアームは、ゴム風船の中に挽いたコーヒー豆を詰めて真空ポンプにつないだだけ、という至ってシンプルな構造。流動的なコーヒーの粒に空気を入れたり出したりすることによって、粒の間にある隙間がグッと固まったり、柔らかく物の形に沿うようにかたちを変えたりする。だから、卵のように繊細なものからネジのように小さなものまで、なんでも器用に掴むことができる上、コップから水を注いだりすることだってできちゃうのです。

シンプルな仕組みなので、学習無しでどんなものでも掴むことができるというロボットアーム。『DARPA』が関わっているためか、今後は軍用ロボットとしての使用を予定されているとのことですが、この子にはもっと別の、あらゆる可能性があるように思えます。

漫画によると、ドラえもんが誕生するのは今から100年後の2112年。「もしかするとあの手は、このロボットアームと同じ仕組みで動いているのかも?」な~んて妄想が膨らみます。まあ、まずは動画を観てください。とにかくスゴイから!

(文=田端あんじ)

参考元:neatorama.com( http://goo.gl/IWlk9

▼ゴム風船にコーヒー豆を詰めたものを……

▼ロボットアームの先っちょにつけただけ!

▼細かなものを掴んだり

▼お水を注いだり

▼絵を描くのだってお手のもの

▼バスケもできるし

▼ダーツもウマいぜ!

▼ドラえもんってこうなってたのね(たぶん)