言わずと知れた、世界的に有名なボーカロイド、初音ミクさん。なんと彼女、とうとうオペラの主役に大抜擢されたらしいですわよっ。オペラよオペラ! これはびっくり!

オペラが上演される山口県『山口情報芸術センターYCAM』のホームページによると、『The End』と名付けられたそのオペラは、音楽家である渋谷慶一郎氏と演出家の岡田利規氏による新作オペラとのこと。出演はボーカロイドのみ、歌手やオーケストラなど生身の人間は一切登場しないという、非常に斬新な試みです。

『The End』にはそのほか、有名映像作家のYKBX a.k.a Masaki Yokobe氏が映像を、有名建築家の重松象平氏が舞台美術を手掛けるなど、才能あふれるすばらしい方々がたくさん関わっています。

そんな中特に注目すべきは、なんと初音ミクさんの衣装を、あのルイ・ヴィトンのアーティスティックディレクター、マーク・ジェイコブス氏が手掛けるというニュースです。ひょえええ、これまたなんちゅー豪華さなのかしらっ。

『The End』内で初音ミクさんが着用するとされている衣装は、マーク・ジェイコブス氏と彼のスタジオチームが自身の2013年春夏コレクションを、初音ミクさんの体型や彼女が持つ独特の雰囲気に合わせてリデザインしたオリジナル作品とのこと。

「幾何学的な世界をロマンチックに表現した」、というこちらのコレクション。ルイ・ヴィトンのシンボルである『モノグラムモチーフ』を使用しない代わりに、多彩な色と素材で作られた市松模様のダミエ柄が使われたスタイリングの数々は、60~70年代を彷彿とさせる可愛らしさが特徴です。

「衣装」というからには、ジェイコブス氏が手掛けたのはもちろん、洋服だけではありません。「長いポインテッドにリボンをあしらったメタル製のヒール」や「ヴィトンの定番『スピーディー』を再解釈したスクエアもしくはキューブ型のカバン」など、ファッションアディクトには辛抱たまらんアイテムばかり! うおおお、アツい! アツ過ぎるっ!

と、ファッションに焦点を当てている者からしたら大興奮してしまうようなこちらのニュースも、初音ミクさんを支持する海外の方々からするとそうでもないようで……。以下は、海外サイトから抜粋した外国人のみなさんのコメントです。

「ミクやボーカロイドの雰囲気が生かせていない」
「テーマにあっているのかどうかわからないから、今の段階ではなんともいえないな」
「期待と違って残念」
「チェスみたいな模様で眠くなる」
「囚人にみえるんだけど」
「初音ミクじゃないだろ、これ」

き、厳しいですね、みなさん。たしかにデザイン画をみる限り、みなさんの言うとおり、初音ミクさんのイメージとはちょっと違うということは否めないような気もしますが、ね。

ちなみにこの衣装を実際に着た初音ミクさんを観ることができる機会は、オペラの初演だけ、とのこと。しかし残念なことに、チケットは既に全公演完売となっているのだそうです。詳細を知っただけで期待値が否が応にも高まってしまうのに、観ることができる可能性は限りなくゼロに近いだなんて……ああ、神様って酷だわっ。

(文=田端あんじ)

参考元:山口情報芸術センターYCAMホームページ( http://goo.gl/aJkgc )、fashionsnap.com( http://goo.gl/uj0oY

▼これは可愛い! と、思うんですけど……

▼元ネタになったのはこのスタイリングかしら?

▼ルイ・ヴィトン2013年春夏コレクションの模様はこちら