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氷で覆われた北極の大地。空には無数に輝く星と真っ赤に燃えている太陽。これを見た人はだれもが「なんて幻想的な絵画なの!」と思うはず。

しかし、実はこの作品、絵画じゃないんです! なんとこれ、さまざまな化学製品を写した顕微鏡写真。多重露光という手法を使って撮ったら、こんなにシュール・リアリズムな風景画になっちゃいました! すごいっ!!

最初に紹介した写真は「Icestation Zebra」というタイトル。あらかじめ露光部分にマスキングをして4重露光で撮影。最初の露光ではアンピシリンの微結晶を使い、最前面の氷崖のような柄と背景の山を作っているそうです。

ほかの作品も、液晶ポリペプチド、ポリベンジル-L、グルタミン酸など、出てくる薬品の名前は耳慣れないものばかり。文系の記者には本気でワケがわからない……。

このように撮影した顕微鏡風景写真は500点以上もあるとか。化学薬品たちが組み合わさってこんな幻想的な風景ができあがるなんてとってもミラクル! この神秘の世界、あなたもぜひ見てみて!

(文=鷺ノ宮やよい)

参照:The Microscapes Collection(http://goo.gl/Lj41a

▼顕微鏡写真の数々。幻想的な風景画にしか見えなーい! ↓「East Reykjavik」
(東レイキャヴィーク)

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▼「Mount Meatloaf」(ミートローフ山)

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▼「Baghdad, after the Storm」(バグダッド、嵐のあと)

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▼「Nebraska」(ネブラスカ)

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▼「Space Birds」(宇宙の鳥たち)

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▼「Westworld」(ウエストワールド)

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