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今世紀最大の”ディーバ” 、スター、正真正銘ホンモノのあのビヨンセが「私設司書を募集」とくれば、海の向こうの話といえども司書資格者に、いや、お仕事探し中のすべての皆さんにとって大事件!

ちょいとそこの眼鏡のアナタ。「どうせネタっしょ……」と言うなかれ。今年の1月頃にアメリカのネット上でも話題になったホントの話なんです。ではその内容をご紹介しましょう。

ことの発端は『図書館ジャーナル(Library Journal)』という米サイトに投稿されたブログ記事。

「えっと、今日、いつものように『INALJ(I Need A Library Job)』のメールニュースをチェックしてたらさ、こんなの載ってたわ。」

そして、その下に転載されていたのがビヨンセ・パークウッド・エンターテイメント(以下、BPE)の求人記事。内容はこんな感じです。

BPEではデジタル・アーキビスト(記録保管係)を募集します。
勤務先:未定 おそらくNY市内
仕事内容:メジャー・ポップスター(ビヨンセ)の130テラ・バイトに及ぶ映像フッテージの今後の有効活用に向けた整理とアーカイブ作成。
資格:データ収集と企業データ保持の経験者、なおかつハードウェア・ソリューションの提案ができる者。
勤務開始日:即日
給与:応相談
希望者は下記アドレスまで履歴書送付のこと。
アネット・ゴヴァン ○○@parkwoodent.com

「給与:応相談」。気になる……! もちろんこの記事が載った瞬間、ネット上では「マジっすか!」「超やりたい!」という声が殺到。でもね、残念なことにこれ、本当は本当なんですが、募集をかけたのは2011年だったんです……。

彼女が海外誌『GQ』2月号の表紙を飾ったのは、記憶に新しいところ。実はその取材の際に、この司書募集の件が話題になったのだそうです。そしてそれを読んだ『INALJ』のスタッフが、当該求人案件がまだデータ上有効だったために再度取り上げた、というわけ。

ことの真相が判明した瞬間、皆の声は「んだよ〜。早く言ってよ〜!」とかなりのいじけモードに。そりゃそうですよね。すぐにこの求人データは削除されたそうな。

それにしても、妥協を知らない姿勢でも有名な一流エンターテナーである彼女のキャリアは、既に15年。映像を巧みに使ったパフォーマンスを得意としていることもあって、仕事はかなりタフそう。結局のところ、誰がこの仕事をゲットしたかは明らかにされていませんが、とにかくがんばって欲しいですね!

(文=黒澤くの)
参照元:libraryjournal.com
画像:flickr= Victor1558