piyo 004
夏ですね。浴衣の季節ですね。記者は浴衣を着るといつもと違ってちょっぴりおしとやかな気持ちになります。でもね、写真を見るといつもがっかりするのです。だって、自分で思っていたほどには、おしとやかに見えないんですもの! どうしたらいいのかしら。

そう思って、プロの聞いてきましたよ! 教えてくださったのは元舞妓さんで、現役美術モデルであり、浴衣を美しく着こなす教室を主催する磯部加代子さん。たとえ浴衣が完全に美しく着付けられなかったとしても、まあそれなりに見える方法を5つ教わりました。

piyo 019

では、さっそく紹介します!

1.手首よりも上を見せない
1tekubi
ひじまでむき出しにして「オーイ、こっちこっち!」とかと手を振ってしまう。これって、待ち合わせのときなどによくやってしまいがちなこと。日頃、半袖やノースリーブを着ているから、ひじを見せるなんてまったく抵抗がないんですよね。

でも、浴衣では手首よりも上を見せるのは美しくないこと。どんな動作をするときも、手首よりも上は見せないように心がけましょう!

2.手や指を揃える
2teyubi
言われてみればそうなんだけど、ついついやってしまうのが指や腕をぱーっと開く姿。洋服のときならダイナミックに見えるかもしれませんが、浴衣でやるとかなり子どもっぽく見えます。手や指は閉じて揃えておくのが浴衣美人のコツです。

3.たもとを常に押さえる
3tamoto
日頃、たもとのあるものを着ていないから、ついついたもとを無頓着に扱いがち。でも、何かを受け取るときなど、たもとを押さえて行動するだけで、そうとう浴衣美人度はUPします!

4.うちわで美しくあおぐ
4uchiwa
浴衣って、涼しく見えるけれど、実は暑いですよね。あまりの暑さに、ばたばたとうちわで顔周りをあおぎたくなります。でも、それだとかなり見苦しい。うちわを使うときは、手を顔位置まで持ち上げず、左右どちらかの腰の位置まで下げて、前後に動かすようにしましょう。

磯部さんは、「浴衣は着る人が涼しくなるものではなく、周りの人に涼を与えるなのです。ばたばたと顔周りをうちわであおぐと、見る人には暑苦しくなってしまいます。涼しく見えるようにうちわを使うことが大切です。」とおっしゃっていました。

5.上前を大切にする
uwamaeueamae
上前とは、着物の前を合わせたときに上になる部分のこと。この部分を大切にすると浴衣美人度はぐんと上がります。ちょっと段を上るときなど、手で持ち上げて足を上げたり、正座をするときには上前を折り曲げずに前に出したりするのです。

上前を大切にする理由は、見た目に上品だからだということだけではありません。正座のときに上前を引き延ばしてしまっておはしょりが崩れたり、歩いているときに上前がはだけたりして浴衣が着崩れてしまうことを防止できます。また、上前は着物や浴衣でもっとも大きなスペースなので、しわや汚れを防ぐことも、浴衣美人には必要なのです。磯部さんは「浴衣や着物を大事にして、丁寧に動くことが大切です」とおっしゃっていました。

いかがでしょうか。まずは上記の5つを実践して、浴衣美人に近づいてみてください。最後に磯部さんからのメッセージを。「浴衣を着るときは、自分を良い女だと思い込んで楽しむことが大切ですよ。」

取材協力=磯部加代子(http://ameblo.jp/kayo-isobe/)
文=FelixSayaka