otosidama

突然ですが、なぞなぞです。子供の頃は指折り数えて楽しみにしていたのに、大人になった今となってはただただ気が重い「玉」って、な~んだ? 答えは、お年玉、でした!

お正月も過ぎ、みなさんもうとっくにあげたであろうお年玉ですが、このとき私たちの頭を悩ませるのが、その金額です。

お年玉をあげる子供の年齢。またその子供と自分との関係性、そしてその子供の親と自分との関係性もまた、大きく関与してくるお年玉の額、その相場はいったいどれくらいなのか。こういった「大人力」に極端に弱い記者、早速周囲の「大人」に、アンケートをとってみました。

「5百円×年齢、とかじゃない? でも、お金をあげてもわからないくらい、たとえば3歳くらいまでの子にはあげないかも」(34歳 1児のママ)
「小学生ならだいたい2千円から3千円かな。中学生なら5千円」(30歳 独身男性)
「兄弟だと喧嘩するから、小学生なら一律3千円!」(28歳 独身女性)
「親戚の子も友達の子も、金額に差はないかなぁ。よく会う子には、千円とか2千円くらい多めにあげちゃうかも」(33歳 既婚女性)
「久しぶりに会う孫(大学生)だから、3万円、場合によってはもう少し、5万円くらいあげている」(72歳 3人の孫を持つおじいちゃん)
「幼稚園までは5百円から千円。おもちゃとかお菓子とか、物で代用することも多いよ」(38歳 既婚男性)
「小学校高学年なら5千円かな。中学生なら1万円。でも姪っ子が可愛いからあげちゃうだけで、ほかの子にはそんなにあげない。3千円くらい」(35歳 独身女性)

こうして出たみんなの意見を集約してみると、以下のような結論に。

・赤ちゃんから幼稚園までの子供には、プレゼントもしくは千円くらいまで。
・小学生の相場は、3千円から5千円。
・中学生の相場は、5千円から1万円。
・自分が可愛がっている親戚の子供、もしくは孫である場合は、相場よりも高い金額(1万円以上)をあげる場合が多い。

ふむふむ、たしかにこの金額ならば納得できるかも! 可愛いからついついたくさんお年玉をあげちゃう気持ちも、うん、わかる。年に1度のことですし、喜ぶ顔が見られるのならそれくらい安いものなのでしょう。

そのほか「そのときのお財布事情で大幅に変わる」、なんて方もいて、ふたを開けてみればその金額はけっこうまちまち。

なので基本は上に記載した金額を参考に、懐が寂しいときには無理はせず、逆に羽振りがいいときにはちょっぴり多めに、を来年からの「自分基準」にしようと心に誓った記者でした。え、今年ですか? 極力子供に会わないように行動していましたよ? こういうとき、一人っ子かつ独身って、本当に得ですねっ。

(文・写真=田端あんじ)
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