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突然ですが皆さま、「地球で100kgの重さのものが、金星では91kgになる」ということをご存じですか? そのことを知って以来、毎朝体重計に乗るときに、ここだけ局地的に金星の重力が働かないだろうかとわりと本気で考えている記者です。

程よく食べて、程よく運動する。ダイエットにはそれが一番だとわかっていても、日々の生活の中で体を動かす機会はなかなかないですよね。おいしい食べ物があれば、誘惑にだって負けちゃうし。あれこれ頑張ったり我慢したりせず、無理なく続けられて、しかもちゃんと効果のあるダイエット方法はないのかなー。なー……。

なーんて都合の良いことを考えていたら、とってもシンプルなダイエット方法が海外サイト「Women’s Health」に書かれているのを発見しちゃいました! その方法とはずばり……朝の光を浴びること! え、たったそれだけー!?

記事によると、平均年齢30歳の被験者54名にリストモニターを付け、1週間にわたって「どのくらい朝の光を浴びたか」を調査。同時に摂取カロリーを確認するため、食事の内容も記録したのだそう。その結果、より多く朝の光を浴びた人ほど、そうでない人に比べてBMI値が低いということがわかったんですって。さらに注目すべきことに、その結果には、被験者の年齢や運動量、食事の内容などは一切関係がなかったというのです!

なぜ朝の光がBMI値に影響するのか、理由は二つ考えられるとのこと。まずひとつは、朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、自然と適切な睡眠リズムが保たれるから。規則正しい睡眠は代謝を高めてくれるため、それが体重の減少につながっていると考えられます。もうひとつの理由は、午後や夕方の光に比べると朝の光には「ブルーライト」の量が多く、「サーカディアン・リズム(概日リズム)」に強い影響を及ぼすため……んん? 何やら新しい単語が出てきましたよ?

まず「ブルーライト」。これは人の目に見える光(可視光線)の中で、もっとも強い光です。PCのモニタや、スマートフォンの画面などから発せられていることで有名ですね。眼精疲労や睡眠障害の引き金になるということで悪者のイメージがありますが、そういった悪影響が出るのは、現代人が昼夜問わず「朝の強い光をずっと浴びている」のと近い状態になっているから。なるほど納得……。

一方「サーカディアン・リズム」とは耳慣れない言葉ですが、「ほぼ一日周期の生体リズム」のこと。細胞の働きやホルモンバランス、自律神経といった、ありとあらゆる生命活動に明確に存在しているんですって。人間や動植物はもちろん、菌類、藻類など、ほぼすべての生物が持っていることも確認されているそう。たとえば海外旅行時の「時差ボケによる不調」も、「サーカディアン・リズム」の乱れによるものです。

そんなふうに何かのきっかけで狂ってしまった生命活動のリズムを、正常な状態にリセットしてくれるのが強い朝の光。つまり「朝の光をたくさん浴びると太らない」というのは、「規則正しい生活をして心身の機能をきちんと働かせれば、体重も自然にベストな状態を保つ」ということなんですねぇ。はー、生物として一番根本的なところに落ち着いちゃったよ! 

理想は、朝8時から正午までの間に20〜30分ほど陽の光を浴びることだとか。職場へ行くときに、ひとつ手前の駅から歩いてみるのもいいかもしれません。その時間に外出するのが難しい場合は、ちょっぴり早起きをして、なるべく顔に光があたる場所でゆっくりコーヒーを飲むなど、意識的に朝日を浴びる習慣をつけるだけでも良いそう。

朝の光を浴びるだけで本当にスタイルキープできるなら、確かにこれほどお手軽な方法はないですよね。お金も道具も一切かからず、必要なのは「朝きちんと起きる強い意志」のみ! よーし、記者も明日から早起きしちゃうか〜!! でも……朝寝坊とか二度寝って結構しあわせなのよね……。やっぱ金星行くしかないかな……Zzz。

参照元: Women’s Health
執筆=森本マリ (c)Pouch