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数百個の風船を屋根につけて、家が空を舞う! 最愛の妻との思い出が詰まった家を守るためにおじいさんが奇跡を起こすピクサー映画「カールじいさんの空飛ぶ家」は、世界中にファンも多いのよね。

ここでは、ファン魂を極めた家族のエピソードをご紹介。なんと、映画が大好きな子どもたちのために家を丸ごとリフォームしちゃったそうよ~! なんてステキな……と思ったら、コトはそんなに単純にはいかなかったようです。

米国カリフォルニア州はサンタクララ郡の中心に位置する閑静な住宅街が今、なんだか騒がしいことになっているそうな。その騒ぎの発端となっているのが、ホーサム・ハゴグさんとファティーナ・ラーマンさんご夫妻。
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実はこのおふたり、子どもたちへの「贈り物」として、2年もの歳月をかけて家をカラーリング! しかもパステルカラー! 古いヴィクトリア調の家を、まさかの「カールじいさん調」に改造しちゃったのです! そりゃまた思いっきりファンシーな……
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けれど、「ステキ!」で話は終わりませんでした。その家がある住宅街は、カリフォルニア州からHistoric Home(歴史ある建造物)の指定を受けたヴィクトリア調の住宅が数多く立ち並んでいるところ。
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カラフルな家は住宅全体の景観を乱す、と近隣住民はオカンムリなのです! 「あのヴィクトリア調の家は気品あるレディーだったのに、今はこうしてパステルカラーにされてピエロみたいな姿になってしまったよ」と語るのは、住宅管理協会会員のラウ・ファリア氏。「これはひどい、あの家は街にそぐわない」と、嫌々オーラを放出しながらニュースのインタビューに応じておりました。
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パステルカラーが問題視されているこの家だけれど、じつはカリフォルニアにはパステルカラーの「歴史ある建造物」はたくさんあるのよね。ヴィクトリア調の家が建てられた時代、「自分の家を目立たせるため」にパステルカラーで塗装が施すこともよくあったみたい。この住宅街から少し離れたところにも、パステルカラーの古い家が並んでいるそうですよ。ならイイじゃん! って言いたくもなるけれど……「許可をもらうべき団体を誤った」とも言われていて、そう一筋縄にはいかないみたい。
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カールじいさんを愛する子どもたち……を愛する親。子どもへの愛が起こしてしまったこの騒動を「親バカ」ととらえるか、「住民の理解がない」ととらえるか。はたまた「風船をつけていないだけでもいい」ととらえるか……。ちなみに、私(記者)は「カールじいさん」が「カールおじさん」に見えてきてスナックを袋ごと食べたくなるので困っています。

参照元:Time.com
執筆=ヘイリー英里奈 (c)Pouch

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